もっと頼ってほしかった 〜２〜

涼介 ページ28

涼介side









今日はAの手術が行われる日









圭人と雄にぃは仕事で来れないらしい









看｢それでは手術室に移動しましょうか｣









看｢ベッド動かしますね｣









今日の朝、裕翔から聞いた






昨日の夜1人でAが泣いていたって








俺何にも気づかなかった









だから少しでもAを安心させるために必死に手術室まで話しかけた







もちろん俺以外のみんなも






侑｢大丈夫だからね｣






光｢俺らずっと待ってるからな｣





宏｢櫻井先生が手術してくれるんだから大丈夫！｣






大｢頑張れ！A｣






慧｢A、大丈夫だよ。｣






裕｢あとで会おうね｣







｢兄ちゃんたちここでずっと待っとくから。どこにも行かないから。だから、安心して。｣









全員でAの手の上に手を重ねた









あ｢うん。頑張る｣









そして手術室についた







看｢それではここで｣









あ｢じゃあねお兄ちゃん｣







光｢またあとで絶対会おうな！｣







あ｢行ってきます｣







全｢行ってらっしゃい｣









手術が必ず成功する確率は100%じゃない







もしかしたらこれがAとの最後の会話になる可能性だって０ではない









でも、大丈夫







Aなら乗り越えれる

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