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松本side
...聞こえた。
あのおっさん、自分は逃げる気かよ。
台所にいても、二人の会話は聞こえた。
なんなんだ、こんな雰囲気になってんのはあの人たちのせいなのに。
ただただひたすらムカついて。
大野さんに放置された翔くんがチラチラこっち見てくんのもムカついて。
Ｍ「翔くん、悪いけど俺家事があるから雅紀のとこ行って。」
威圧的にそう言い放って、近づかせなかった。
彼のことをよく見もしないで。
今思えば俺も十分自分勝手で、翔くんは何も悪くなかったんだけど。
以下相葉side
朝からうるさいな...。
自室にいても聞こえる、内容まではわからない刺々しい声に、こちらの精神まで蝕まれる。
俺だってさすがにイライラするし、疲れるんだ、こんな状況。
ただでさえ昨日不機嫌な３人、いや２人の仕事を大量に押し付けられたんだ、あんな声聞いたら憂鬱になる。
ドアがノックされた。
Ａ「どーぞ。」
ゆっくりと扉が開き、そっと翔ちゃんが入ってくる。
Ａ「どしたの。」
冷たくするつもりなんてない。
俺ぐらい落ち着かないと。
...けど、無理だ。気持ちを隠すなんて。
Ｓ「ちょっと俺、体調悪くて...。昨日から...。」
Ａ「そっ...かあ〜...。」
ダメだダメだ。最低な考えが浮かんだ。
『めんどくさい』なんて医者として失格じゃないか。
Ａ「...翔ちゃん、悪いけど俺も疲れてて。別の誰かに頼んでくれるかな。」
...最低じゃないか。
一瞬翔ちゃんは悲しそうな顔をした。
けど、彼はまた仮面を被る。
Ｓ「ごめんね。」
ドアはまた、ゆっくりと閉まった。
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橙空(プロフ) - ritsuさん» すみません、返信遅くなりました！コメントありがとうございます(*´-`)楽しみにしていていただけているようで、嬉しいです。これからも更新頑張ります！ (2018年9月22日 8時) (
レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
ritsu(プロフ) - はじめまして。いつも楽しみに読ませて貰っています。続き楽しみにしていました！翔くんが皆になんて言うのか、すごく楽しみです＼(^o^)／ (2018年9月11日 17時) (レス) id: 52872926f5 (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - ちょこさん» リクエストしてくださりありがとうございました！ちょこさんのアイデアのリクエストで、楽しくこの小説を書くことができています！更新が遅いですが、きちんと書ききるつもりなので、頑張ります！ (2018年9月11日 13時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 遅れてしまってすみません、あのときリクエストさせていただいたちょこです！リクエストを書いてくださり、本当にありがとうございます！いつも楽しく読ませていただいています。更新頑張ってください、応援してます！ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 41ca308e38 (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - moaiさん» コメントありがとうございます！更新が不安定になってしまっていて申し訳ありません...。頑張ります！ (2018年7月31日 12時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橙空 | 作成日時：2018年4月16日 22時
