七色王子。(BT) (ページ24)

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先「着いたぞー」

先生のちょっと大きな声で

うとうとしていた僕も目が覚め、先生の車から降りた

ちょっと背伸びをし、見えるのが目の前にあるパステルレモンカラーの大きな家

拓「行くぞ」

いつの間にか小笠原先輩と草川先輩は荷物を下ろしてくれていた

『はい!ぁ、先生ありがとうございました』

僕は先生の方を向いてお礼を言い、お辞儀をすると左手を挙げて、先生は車を走らせた

僕は小笠原先輩から鍵をもらい、真っ白のドアを開けると

稜「いらっしゃい」

優しく微笑む船津先輩がいた

稜「とりあえず、あがって？」

僕は船津先輩の後をついていった

1つの大きな部屋に入ると、そこはリビング。

テレビやソファが置いてあり、向こう側にはオープンキッチンやダイニングテーブルがある

階段をのぼり、2階へ上がるといくつかのカラフルなドアがあった

2階はみんなの部屋らしい

黒色のドアは吉野先輩

青色のドアは小笠原先輩

紫色のドアは船津先輩

緑色のドアは草川先輩

赤色のドアは村田先輩

黄色のドアは福田先輩

白色のドアは太陽

そして、その横にあるオレンジ色のドアが僕の部屋らしい

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