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...
朝、目が覚めたら隣には美しい天使の寝顔があった。
「…麗しいぜ、」
「…亮ちゃんよ、」
そーっと抜け出したら、違う部屋で布団に包まる環奈の姿。
なぜ、カンカンがベッドに来なかったの？
危うく、抱きついちゃうじゃん。
「おぉ〜、危ない危ない」
いくら弟のように思っていても 本当の弟じゃないんだから、亮ちゃんと同じベッドで寝たなんて…世の中に知られませんように！！！
のんちゃんから連絡が無いかと携帯を確認する。
「…え、え、え？！」
散々、そこそこ 映画やドラマに出てるものの、
いや、なんだったら 旬ぱぱの家にも散々遊びに行ってても会うことのなかった、
『相手役、菅田 将暉さんで決まり。』
まさかの菅田 将暉さん。
「えー…、だ、大丈夫かな？」
めちゃくちゃストイックで、
めちゃくちゃ演技派で、
めちゃくちゃすごいオーラを放っている。
いや、テレビやカンカンたちからの話でしか知らないんだけど。
そんなすごい人の相手役に私が努まるのかな？
『追伸、逃げ腰にならないで。
Aなら やり切れるから！』
追加で送られてきていたラインを見た。
「…が、がんばろっ」
この映画に私の女優人生を懸けるって、オーディションの時に決めたんだ。
最初の気持ちを思い出した。
相手が誰でも 頑張ろ。
よし、頑張ろっ！
「早く起きないかな？」
まだ眠っているふたりに伝早くえたくて、うずうずしたけれど 環奈と亮ちゃんが起きたのは、
環「やばい、めちゃくちゃ寝た」
亮「……まだ眠い、」
「いや！もう！夕方ですけど？！」
夕日が射し込んでいた。
「やっぱり 若いからいっぱい寝れるのかな」
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ばち - めちゃめちゃキュンキュンしました！ (2021年3月15日 8時) (
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作者名：テテ | 作成日時：2020年8月21日 23時
