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*




「A…、大丈夫かい?」



あれからの記憶はない。


気が付いたら寮の医務室で寝ていた




「ん、はい…大丈夫です……いたっ!」



夏油先輩がベッドの横にいたから、起き上がって話そうと思ったのに首に激痛が走り再びベッドに沈んだ




「全く酷い傷だ…今は自己回復も難しいのかもしれないが、少し休んで心が落ち着いたらしっかり治すんだよ」




先輩は私の頭を優しく撫でる。




「…あの人って、どうなったんですか…?」


「そんなことAは気にしなくていいよ。全部終わったことだからすぐに忘れるといい」





「……………そうですね、」



意識を失う直前、夏油先輩が所有している特級呪霊に、体の上半身が飲み込まれているのを見た


もしかしたら、あのまま…









いや、もういいんだ。忘れよう


思い出したくない…。







嫌な記憶から逃げるように目をギュッと瞑る




「食欲はあるかい?お腹すいてるならりんごでも切ってこよう」



「…お腹、ペコペコです。」




そう答えた私に同調するようにお腹がなった




「ふふ、そうみたいだね、準備してくるよ」



先輩はサイドテーブルに置いてあるフルーツバスケットの中からりんごを一つ取って医務室を出ていった。






私、2日も寝てたのか…


ベッドの横の小さなデジタル時計に今日の日付と今の時間が表示されている





スマホは無くしたし、五条先輩とか七海くん達はこのこと知ってるのかな…




呪霊よりも人間に襲われた時の方が怖かったなんて、情けない…。



どうかこのことを知っているのは夏油先輩だけがいい、なんて、そんなの無理かな、





……そういえば、


なんで先輩あんな森の奥で私を見つけることが出来たんだろう


2.3日かかるって言ってた任務はどうなったのかな、



……後で聞いてみよう。






思考がはっきりしてきたら、なんだか落ち着かなくてゴロゴロ寝がりながら先輩を待った。





「お待たせ。かなり小さく切ってきたけど食べられるかな」



1口サイズにしても小さすぎるりんごがお皿いっぱいに入っていた




.

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設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , ヤンデレ   
作品ジャンル:恋愛
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たろ。(プロフ) - 夢主…厄介なの引き寄せるな…ななみんと硝子さんにときめいちゃったよ… (2022年2月25日 1時) (レス) @page33 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
シオリ - 束縛彼氏の夏油先輩神です💖続きがすごく楽しみです🙌 (2022年2月17日 4時) (レス) @page39 id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
高杉(プロフ) - シオリさん» シオリ様*ご指摘ありがとうございます!助かりました( ˶˙˙˶)更新前に一度読んで確認しているのですがもう恥ずかしすぎてちゃんと読めてないんですよね笑笑多分これからも誤字でご迷惑かけると思いますがまた読んで頂けると嬉しいです⋆︎* (2022年2月16日 19時) (レス) id: 247460786d (このIDを非表示/違反報告)
シオリ - 33の所 全身だと思うのですが"全然”ってなってますよー&更新すごく嬉しいです❕❕🥰🙌 (2022年2月16日 18時) (レス) @page35 id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
高杉(プロフ) - RIOさん» RIO様*コメントありがとうございます!!分かります…!私もヤンデレ大好きです( * ´ཫ`*)♡めちゃくちゃ嬉しいです…!少しずつですが毎日更新していこうと思っているのでどうぞこれからも読んでいただけると嬉しいです*_ _)❁⃘*.゚ (2022年2月16日 0時) (レス) @page37 id: 247460786d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高杉 | 作成日時:2022年2月10日 10時

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