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*


もう反論することも出来ず


今日買った服、プリクラ、全てを切り刻んだ。




「…うん、ちゃんと出来たね。偉いよ」




夏油先輩は大きな手で頭を撫でてきたが、

その手がとても怖くて仕方がなかった



「今度休みの日が重なったら一緒に出掛けよう。新しい服もアクセサリーも何でも買ってあげるよ。Aの好きなクリームパスタも食べに行こうか」




必死に頷いた


これ以上機嫌を損ねたくなかった





「さっきは胸ぐらを掴んでしまって悪かったね。怪我はしてないかい?」



「…………はい、大丈夫です」






心配そうに顔をのぞき込まれ

張り付いた喉でなんとか返事をした




「それじゃあ、今日はもう帰るよ。おやすみA」




そのまま立ち上がり部屋を出ていくと思いきや


俯いたままの私をもう一度覗き込み




気付いた時には彼の顔がすぐ近くにあり私の唇は柔らかい粘膜に包まれ体温を吸い取られていた。


さっきまでの狂気が嘘のような優しいキスだった。





その後先輩はすぐに出ていき、部屋で1人になった私は呆然としていた。





あの殺意に溢れた瞳。

溶けるような優しいキス。




全てに混乱し、脳裏に焼き付き、

結局一睡も出来ず朝を迎えてしまった







***






「…特級呪霊にでも呪われました?酷い顔してますよ」




朝一で言われた言葉はそれだった




「…おはよう、七海くん…昨日寝れなくて…」


「そんな隈作って…目も腫れているし、美人が台無しですよ。」




酷い顔…そりゃそうか、

たくさん泣いてしまった上、寝ていないのだから


私は元々美人なんかじゃないよ…七海くん…





「…どうしたらいいのか分からない」



「夏油さんのことで悩んでるんですか?」



「…、私は夏油先輩のこと、大好きだったけど最近はそう思えなくて…嫌いなった訳じゃないけど…その、、上手く言えない…」






七海くんは椅子の上で体操座りをし、

顔を伏せた私の背中を優しく撫でてくれた。





.

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設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , ヤンデレ   
作品ジャンル:恋愛
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たろ。(プロフ) - 夢主…厄介なの引き寄せるな…ななみんと硝子さんにときめいちゃったよ… (2022年2月25日 1時) (レス) @page33 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
シオリ - 束縛彼氏の夏油先輩神です💖続きがすごく楽しみです🙌 (2022年2月17日 4時) (レス) @page39 id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
高杉(プロフ) - シオリさん» シオリ様*ご指摘ありがとうございます!助かりました( ˶˙˙˶)更新前に一度読んで確認しているのですがもう恥ずかしすぎてちゃんと読めてないんですよね笑笑多分これからも誤字でご迷惑かけると思いますがまた読んで頂けると嬉しいです⋆︎* (2022年2月16日 19時) (レス) id: 247460786d (このIDを非表示/違反報告)
シオリ - 33の所 全身だと思うのですが"全然”ってなってますよー&更新すごく嬉しいです❕❕🥰🙌 (2022年2月16日 18時) (レス) @page35 id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
高杉(プロフ) - RIOさん» RIO様*コメントありがとうございます!!分かります…!私もヤンデレ大好きです( * ´ཫ`*)♡めちゃくちゃ嬉しいです…!少しずつですが毎日更新していこうと思っているのでどうぞこれからも読んでいただけると嬉しいです*_ _)❁⃘*.゚ (2022年2月16日 0時) (レス) @page37 id: 247460786d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高杉 | 作成日時:2022年2月10日 10時

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