BirthDay5 ページ6
Aside
………………とは言ったものの…天君、忙しいから、そんなにめったに会えるものじゃないよね
この気持ちにはきっと……ずっと前から気づいてた………けど、建前が"蓋をしろ"と言ったように感じて、蓋をしていた………もう、迷わない……私は……天君が好き！
この思い、伝えたい……
天side
この感覚……知ってる……僕だって、伊達にアイドルやってる訳じゃない…ドラマのシナリオに幾度か出てくる感情……僕は、本気でAが好きなんだ………
マネージャーに相談したら社長に話してくれた……けじめはもうついてる……後は言うだけなんだけど……なかなか会えない…A……会って伝えたい……そういえば、もうすぐAの誕生日だ
秘密で迎えに行こうかな、確か…龍が一緒に撮影だったはずだから
僕はその日、休みだし……玉砕覚悟で…告白するよ……あの日、助けたのは…きっとAと僕の運命だと思ったから…
NOside
Aの誕生日当日……
『十さん、お疲れ様でした』
龍「Aちゃん、お疲れ様！」
雑誌取材の撮影が終わり、さぁ帰ろうと思いスタジオ入り口に行くと
龍「あれ？天！どうしたんだ？」
天「龍、お疲れ様」
そこにいたのは、壁にもたれた九条天の姿があった
『(天、君……十さんの迎えかな？……でも会いたかったから、会えて良かった)』
Aがそんな事を思っていると、天がこちらに歩いてきた
『…………ぇ？』
天「A……話があるんだけど、時間、ある？」
『へ？……えっと、ある、けど……』
天「じゃあ、Aの空いてる時間、僕に頂戴？」
『う、うん』
龍之介は微笑みながら、帰って行った
場所は変わって、公園に着いた
知らずのうちに繋がれた手は、まだ繋がれたまま、離されることはなかった
『天君…話って？』
天「……ずっと言いたかった…僕は、Aが好き、すぐに返事がでなくてもいいよ、出るまで待ってる」
『…………(ﾎﾟﾛｯ』
天「？！ちょっ、A？！何で泣いて……」
『ごめ…なさい…私も…天君が好きです………だから、嬉しくて……っ！』
想いを伝えあった瞬間…天は、Aを抱き締めた
天「良かった……良かった……A、僕と付き合って」
抱き締めながら、優しく、小さく、でも確かにAの心に響く声で、天は伝えた
『私で良ければ、天君の傍に、いさせてください』
天「Aじゃなきゃ言わないよ
大好きだよ(ﾁｭｯ」
天は優しく、キスをした
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Hikaひかり(プロフ) - 吸血鬼LOVE♪さん» マジですかありがとうございます！他作品でも頑張ります！ (2018年8月18日 0時) (
レス) id: 78d9f83e0c (このIDを非表示/違反報告)
吸血鬼LOVE♪ - 天君がカッコ良くてキュン死にしそうでした。 (2018年8月17日 18時) (レス) id: e3cc4c1d90 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaひかり(プロフ) - のんさん» ありがとう！頑張ります！ (2018年1月30日 18時) (レス) id: 16a9728f09 (このIDを非表示/違反報告)
のん - すっごく面白いしキュンキュンした！これからも頑張って！応援してまーす！！ (2018年1月30日 18時) (レス) id: b522c5ece7 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaひかり(プロフ) - 七瀬彩七さん» ありがとうございます！是非作らせていただきます！ (2018年1月27日 21時) (レス) id: 16a9728f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hikaひかり | 作成日時：2017年12月28日 7時
