【H×H】あなたのものじゃない【クロロ】

操作系能力者 ページ25

あんな所にアンテナなんて…変、だよね？



クロロの後ろをついて行きながら、私は疑問に思っていた



んー…スタッフの急な変わりっぷりから、誰かに“操られた”としか考えられない。


誰にも気づかれないようにアンテナを刺す速さ…




十中八九、念能力者の仕業だろう



操るというところから念能力を察するに…





『操作系能力者…。』





あ。




思わず口にしてしまった



まずい。



またクロロに何か言われる______






と、思っていたのだが…





クロロ｢……。｣




『……。』



あ、あれ？聞こえてなかったのかな…





私はクロロに、良くも悪くも何か言われると思っていたんだけれども…








なぜなら、もう一つ操作系能力者であろう人物について気がついたことがあったからだ





あの誰かわからない、恐らく操作系能力者である人物の正体＿＿＿＿＿＿＿＿





あのスタッフの変わりよう…クロロが通れるよう誰かが“手助け”をしたかのように見えたのは事実。



顔も名前も分からない人かもしれない。





けど、きっと＿＿＿＿＿＿＿＿









＿＿＿＿＿＿＿＿幻影旅団の一員。







このホテルに来てるのかもしれない…



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





＿＿＿＿＿＿＿









私は鈍感だ





何故気づいていなかったのだろう





クロロが、私の一言を聞いて＿＿＿＿







____________笑みを浮かべていたことに。

嘘→←嫌な予感…

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