【H×H】あなたのものじゃない【クロロ】

幻影旅団 ページ17

えっ


おいおいまてまて


コイツ今なんて言った？？？？


“仲間にする”って言ったよね？私を！？


嫌だ！！！！


私はお得意の(？)へらへら笑いで何とかしようと考えた



『い、嫌だな〜冗談はよして下さいよ〜あはは』



しーん



やめてよ…何で静かになるの…



少しの沈黙の後、クロロが何事もなかったかのように話し始めた


ひどい…




クロロ｢残念だがメンバーは揃っている。空きがない｣




えっそうなの！？


私は心の中でガッツポーズをした


しかし＿＿＿＿＿＿＿




クロロ｢いや……使えるかもしれないな｣


『えっ』


思わず声が出た



クロロ｢“旅団”の利益にも繋がる可能性がある｣




何この話の方向…やばい予感しかしない…


あ、私の勘当たるのか。じゃあ諦めるしか……




……。





ん？？





今“旅団”って言った？？



聞き間違いであってほしい、しかし、ハッキリと聞こえてしまったその言葉が、私の頭から離れることはなかった



恐る恐る口を開いた




『あの、話を遮るようでわるいんだけど…』




二人は私の方を見つめてくる



『クロロが言った“旅団”って＿＿＿＿＿＿＿






“幻影旅団”のことじゃ…ないよね？』




そう言うと、辺りがまた静かになった


頼む…違うと言ってくれ


しかし、私の強い願いは、叶わなかった




クロロ｢いかにも、その“幻影旅団”だが｣



『……。』



ヒソカ｢ちなみに、僕も“幻影旅団”のメンバーさ♢｣



『……。』



ヒソカ｢さあ、これで少しは理解できたかい？セーラが強い人達の身近にいれば、逃げることはできないだろう？♡｣




その言葉に、私は愕然とした




ああ、何で私……



こんなに運が悪いのだろう



よりによって1番関わりたくなかったあの……



“幻影旅団”に関わってしまうなんて_____

幻影旅団の団長→←理解できない

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