野球しようぜ、お前ボールな! 猫羽マオ ページ37
「うおっ眩し!」
優雅な空の旅を楽しんでいる途中、凄い衝撃と共に目の前が光りました。めっちゃ眩しい。ついでにその衝撃で変身が解けちゃったし。
「あれっ、私って変身しなくても飛べたっけ?」
衝撃の事実、わざわざ鳥に変身しなくても飛べるみたい。何でだろう?確かに昔なら普通に飛べたけど今は力が殆ど残ってないし...
もしや、この神隠しにあってから私の力が戻ったとか!?確かにちょっと強くなったような気がするけど...
「う〜ん、凄く不思議」
まあ全盛期って程でもないけど今はそれなりに戦えるぐらいかな?多分。
でも、妖力が戻るってことはこの世界は他の妖怪や人間達がいるってことかな?となると私もいつ殺されてもおかしくないってことか...
今まで普通に生活してきたから忘れかけてたけど私一応大妖怪扱いなんだよね。これ更に私危なくない?まあこの世界には陰陽師とか巫女がいないなら話は別だけど。
「う〜ん困った困った...」
どうしよう、ここへの移住計画やめようかな。何か良い案はないかとコゲ丸に聞いても「コケー」しか返してくれないし...
「どうしよう、久々に知恵熱が出そうだよ...っと、何あれ?」
ぐるぐる回りながら解決策を考えていると、あるひとつの光景が目に入った。
それはまるでプ○キュアオールスターズのワンシーンの様に沢山集まってる人達がなんかラスボスっぽい人に向けてド○ゴンボールの気弾の様なもので攻撃してるようだ。
「どうしよう、あれ。私も参加した方がいいのかな...?うん、そうしよう」
そうと決まれば全速前身だ!といきたいところだけどまずは相手の実力を見てみないとね。
「というわけでコゲ丸、今から野球しない?」
「コケ?」
「ただし...
お前ボールなぁぁぁ!!」
私は思いきりボール(うちのペット)をラスボスっぽい人へ投げ付けた。その時にコゲ丸の悲鳴が聞こえたけど無視しよう。ごめんね、後でポップコーン食べさせて上げるから。
「いっけー!最近頭突きでクルミを砕けるようになったコゲ丸の固さを思いしれー!!」
そうして野球ボール(コゲ丸)は、ラスボスっぽい人の所へ高速で飛んで行った...
よし、あれは今日からコゲ丸キャノンと名付けよう。
煽りも蛍も程々に リズベット→←あ、やらかしたかもしれん。 花鈴
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うp主こと東方好き死神まお(プロフ) - 更新します! (2022年3月28日 16時) (レス) id: f03e2072c0 (このIDを非表示/違反報告)
天洲秋(プロフ) - 次巻作らせて頂きます!!! (2022年1月2日 12時) (レス) id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
素甘町(プロフ) - 更新しました!あと、お話がいっぱいになったみたいです! (2022年1月2日 12時) (レス) id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
素甘町(プロフ) - では、私も更新させて頂きます! (2022年1月2日 11時) (レス) @page49 id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
天洲秋(プロフ) - 更新しました! (2021年12月31日 15時) (レス) id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サナティ x他3人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2021年4月3日 9時