顔面パンチしたら柱だった件について【時透無一郎】

殴って11 ページ13

人っていう生き物はある程度は理解できる生き物だと思っていた。



どんな事も受け入れられる生き物と思っていた。







だがしかし、








無一郎「一緒にお風呂入ろっか。」


A「お断りさせていただきます。」




何だこいつ。最近、何だこいつしか言ってない気がする。





A「何でそこまで一緒に入りたいんですか？」


無一郎「敬語。」


A「どうしてか教えろ。」


無一郎「口悪いなー。そんなの決まってるじゃん」


A「は？」


無一郎「僕が買った下着姿見たいから」


A「もう一回顔面殴ろうか」









あの後、何とか説得して一緒にお風呂！？きゃー！！は間逃れた。お風呂気持ちよくてゆっくり出来た〜。着替える時も警戒したけど、来なくて安心した。やればできるじゃないかと思った。そうそこまでは良かった。





A「なぜ布団が２つあってくっついているのか聞いてもいいかしら？」


無一郎「一緒に寝るからだよ。」


A「一回雷に撃たれてきては？」


無一郎「嫌だ。Aと会えなくなる。」





ｽﾞｷｭｰﾝ


不覚にも可愛いと思ってしまった。くそ！！





無一郎「Aどうしたの？」


A「な、なんでもない」


無一郎「ふーん。とりあえず一緒に寝れる準備しておいたから。」


A「いやいやいや、何で一緒に寝ることになってるの！？」


無一郎「え、寝るんじゃないの？」


A「何その一緒に寝るのが当たり前だったみたいな顔してるの。」


無一郎「え、そうでしょ。」


A「私がいつ許可とった？」


無一郎「Aじゃないけど、責任ある人にとったから大丈夫。」


A「そうゆう問題じゃないし！！しかも誰にとったんだよ！師範か？私の鴉か？」


無一郎「お館様。」


A「予想の斜め上！！てか、お館様になんて事許可を取ってんの！？」


無一郎「お館様に許可貰えば、絶対一緒に寝てくれると思ったから。」


A「うん。絶対一緒に寝ないといけないね！それね！」


無一郎「やったぁぁぁぁぁぁ！！」


A「はぁ……。」









お館様。貴方を恨んでもいいですか。

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