てんやわんや２ ページ3
翔side
夕方になって、潤が帰ってきた。
嬉しくて潤に抱き着く雅紀。
雅「じゅんにぃ、おかぁりなしゃい！」
潤「ただいま、良い子にしてたか？」
雅「あぃっ！」
元気よく手を挙げて返事をする末の弟に、思わず笑ってしまう。
翔「ははっ、なぁ、雅紀。今日も良い子だったもんなー？」
潤「そっか。じゃぁ、良い子には美味しいご飯作ってあげなきゃな。」
雅「ごはん！なぁに？」
潤「んー？今日は、唐揚げだよ。」
雅「やっちゃー！！」
唐揚げと聞き、雅紀は「ありがちょー！」と嬉しそうに潤を抱きしめる。
いいなー、俺も料理が出来たらなぁ。
と、思ったけど、それはきっと一生出来無さそうだから違うところで頑張ろう。
和「あ、潤。お帰りなさい。」
潤「ただいま。」
和「お風呂掃除終わったよ？雅紀、今日は誰とお風呂入る？」
雅「んーちょねぇ…。」
潤に抱っこされたまま、雅紀はきょろきょろと俺らの顔を見る。
一緒に入ろう？と両手を差し出したけれど、雅紀の笑顔は違うところを見て止まった。
雅「かじゅにぃとはいりゅ！」
和「ふふっ、うん、一緒に入ろうね。」
潤に降ろしてもらい、和也の手をとる雅紀。
潤「翔兄、どんまい。」
和「ふふふっ、すいませんねー。」
良いけどさ…そりゃぁ、俺だって雅紀と毎日風呂入れるって思ってないけどさ…
よしっ！じゃぁ、今日は俺と寝よう！
潤「だめだよ。」
翔「へ！？」
俺の考えなんて見透かしたかのように、既にキッチンで夕飯の支度を始めている潤が、視線だけよこしながら言った。
潤「翔兄、心の声、ダダ漏れだよ？雅紀と寝るのはダメだからね。」
翔「何でだよ！俺だって、たまには雅紀と寝たい！」
潤「だぁめ。もう、翔兄、寝相めっちゃ悪いんだからさ。雅紀潰しちゃったらどうすんの？」
翔「大丈夫！寝ないから！」
潤「…支離滅裂だよ…。」
とにかく、ダメなものはダメだよ！
と四つ下の弟に念を押されてしまった俺。
風呂もダメ、寝るのもダメ。
じゃぁ、どうすりゃ良いんだ！！
潤「はいはい。とりあえず、夕飯は俺が作っちゃうから。翔兄は、風呂あがりの雅紀の髪乾かしてやって。」
翔「りょーかい！」
キッチンから、小さな溜息が聞こえてきたような気がしたけれど、そんなの気にしない。
だって、髪乾かしている間は、雅紀を独占できるんだから。
あぁ、早く風呂あがってこないかなぁ。
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ゆき♪( ´∀｀) - こんばんゎ!!始めましてゆりかごって言う作品読んでみたいんですけど送り方が分からなかったので此方に送りました。キラキラ星って言う作品良いですね♪すみませんお手数お掛けしますがパスワード教えて頂けませんでしょうか? (2015年1月21日 21時) (
レス) id: f29c16c0a6 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - 今晩は、はじめまして。みさと申します。はるやんさんの作品はどれも面白くついつい時間を忘れて読みふけっています そこではるやんにお願いがあります 陽だまりの家とゆりかごのパスワードを教えて頂けないでしょうか 宜しくお願いしますm(._.)m (2015年1月10日 21時) (レス) id: 2e99fe0a4f (このIDを非表示/違反報告)
はるやん(プロフ) - なおこさん» こんばんは、初めまして。お返事遅くなってしまい、ごめんなさい。姪っ子さん、赤ちゃんなんですね。羨ましい〜！ちびちびと更新していきますので、良かったらまたいらしてくださいね。 (2014年9月1日 23時) (レス) id: 96da3992ed (このIDを非表示/違反報告)
なおこ(プロフ) - こんばんは。初めまして。以前から何度か読ませてもらってましたが、『2年前』を拝見して感想を書かせてもらいました。姪が今まさに雅紀くん状態です。すごくはまってます。これからも楽しいお話待ってます。お邪魔しました。 (2014年8月20日 23時) (レス) id: 7ef08442a3 (このIDを非表示/違反報告)
はるやん(プロフ) - 黒薔薇さん» こんにちは。お返事遅くなってごめんなさい。小さな手は多分体験された方も多いのでは…？と思いながら書きました＾＾パスの件ですが、ここではお教えできません。詳しくはゆりかごの説明文を読んでみてくださいね。お手数おかけしてすいません。 (2014年8月12日 17時) (レス) id: 96da3992ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるやん
| 作成日時：2014年2月28日 23時
