てんやわんや１３ ページ14
和也side
潤「雅紀、大丈夫だから。な？」
雅紀の泣き声が聞こえたから、翔兄と二人で駆け寄る。
そこでは、大声で泣いている雅紀を、必死に宥めている潤。
翔「どうした？転んだ？」
潤「いや、それが…。」
雅紀と潤はボールを転がして遊んでいた。
で、潤が転がしたボールを取ろうとした雅紀が、ボールに蹴躓き転んだ。
まぁここは芝生だから、そんなに痛くないんだろうけど、驚いたんだろうね。
実際、ズボンをめくってみても、怪我はしていないし。
だけど、ここにものすっごい慌てふためいている人がいる…
翔「だ、大丈夫か？雅紀。擦り傷とかないだけで、実は骨折とかしてるんじゃ…。」
和「いやいや、それはないから。」
翔「だって、わからないだろ！？こんなに泣いているんだから…本当は、頭とかぶつけたんじゃないか？」
潤「いや、だってここ芝生だよ？」
翔「もしかしたら、雅紀が転んだところに大きな石があったんじゃ…」
そこまで言われると、もう何も言えない。
泣きわめく雅紀より、翔兄のが手におえない気さえしてくる。
和「ほら、まーさき？」
雅「ひっく…う？…ぐしゅ…かじゅに？」
和「うん。和兄だよ。転んでびっくりしちゃったね。」
潤から雅紀を受け取り、優しく髪をなでてやる。
すると、僕の方に顔をこすり付けてきた。
頑張って泣き止もうとしている姿が、愛らしい。
和「じゃぁ、ちょっとお休みしようか。ね。いっぱい遊んで喉乾いたでしょ？」
言いながら歩きだすと、雅紀も落ち着いてきたようで、小さく「…じゅーしゅ」と言ってきた。
和「うん、ジュース飲もうか。お腹空いてない？」
雅「…しゅいた…かりぁあげ…。」
その言葉に、思わず小さく笑った。
どんなに悲しくても、唐揚げは忘れないのね。
和「そっか。じゃぁ、ちょっと早いけれど、お弁当食べる？」
潤兄が作ってくれたの食べよ？と言うと、今度ははっきりと「うん。」と言った。
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ゆき♪( ´∀｀) - こんばんゎ!!始めましてゆりかごって言う作品読んでみたいんですけど送り方が分からなかったので此方に送りました。キラキラ星って言う作品良いですね♪すみませんお手数お掛けしますがパスワード教えて頂けませんでしょうか? (2015年1月21日 21時) (
レス) id: f29c16c0a6 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - 今晩は、はじめまして。みさと申します。はるやんさんの作品はどれも面白くついつい時間を忘れて読みふけっています そこではるやんにお願いがあります 陽だまりの家とゆりかごのパスワードを教えて頂けないでしょうか 宜しくお願いしますm(._.)m (2015年1月10日 21時) (レス) id: 2e99fe0a4f (このIDを非表示/違反報告)
はるやん(プロフ) - なおこさん» こんばんは、初めまして。お返事遅くなってしまい、ごめんなさい。姪っ子さん、赤ちゃんなんですね。羨ましい〜！ちびちびと更新していきますので、良かったらまたいらしてくださいね。 (2014年9月1日 23時) (レス) id: 96da3992ed (このIDを非表示/違反報告)
なおこ(プロフ) - こんばんは。初めまして。以前から何度か読ませてもらってましたが、『2年前』を拝見して感想を書かせてもらいました。姪が今まさに雅紀くん状態です。すごくはまってます。これからも楽しいお話待ってます。お邪魔しました。 (2014年8月20日 23時) (レス) id: 7ef08442a3 (このIDを非表示/違反報告)
はるやん(プロフ) - 黒薔薇さん» こんにちは。お返事遅くなってごめんなさい。小さな手は多分体験された方も多いのでは…？と思いながら書きました＾＾パスの件ですが、ここではお教えできません。詳しくはゆりかごの説明文を読んでみてくださいね。お手数おかけしてすいません。 (2014年8月12日 17時) (レス) id: 96da3992ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるやん
| 作成日時：2014年2月28日 23時
