てんやわんや１ ページ2
翔side
雅「…にぃちゃはー？」
和也に抱っこされて、リビングにやってきた雅紀。
お昼寝から目が覚めて、真っ先に探しているのは智兄だった。
だけど、その智兄は今いない。
翔「智兄なら、おでかけしちゃったよ？」
雅「おでかけ？おみしぇ？」
翔「ううん、お店じゃなくて、電車に乗って行っちゃった。」
そう、智兄は今頃電車に乗っているはず。
たまたま出かける予定があった潤が、ついでに智兄を駅まで乗せて行くと、二人で出て行ったのがちょうど一時間ぐらい前。
雅紀が寝ついた頃だった。
雅「でんしゃ？ましゃもいく！」
和「雅紀、智兄はもう電車に乗ってるよ。それに、今日の朝智兄言ってたでしょ？お留守番よろしくねって。」
雅「…ふぇ？おりゅしゅばん？」
智兄は、学生時代の友人の結婚式に招待されて、今日から出かけている。
式場の場所が遠かったから、泊まりになるのは確実だし、最初は行くのを渋っていたんだけど、大丈夫だから行っておいで！と押したのは、俺らだ。
いつも雅紀の面倒を見て、店の仕事もやって、家のことも大半はやってくれていて。
そんな環境から、たまには出してあげたくて。
雅紀には少し悪いかな？って思ったんだけど、でも、俺ら３人いれば何とかなるでしょう。
雅「…にぃちゃ、いにゃいの…？」
翔「明日の夜、帰ってくるよ。」
雅「あちた？」
和「うん、明日。ね、それまでは僕達と一緒に待ってようね。」
何だか納得いってないみたいだけど、久々に雅紀とたっぷり遊べると思うと、俺的には嬉しかったり。
きっと、それはすぐ下の弟二人もそうなんだと思うけど。
翔「さ、雅紀。とりあえず、何か飲もうか？お昼寝してたから、喉乾いてない？」
雅「ん！ましゃ、もものじゅーしゅ！」
和「はいはい、桃ね。」
和也から雅紀を受け取ると、和也はそのままキッチンへと向かった。
雅紀を高い高いして喜ばせていると、和也が戻ってくる。
和「雅紀、ジュースだよ。」
翔「お、やったなー。」
ソファーにもたれるように座り、あぐらをかいて、膝の上に雅紀を座らせる。
和也がそっと雅紀にコップを持たせた。
喉が渇いていたのか、雅紀は勢いよくそれを飲み干す。
雅「ごちしょーしゃま！」
和「え、もう飲んだの？」
雅「かじゅにぃ、おなかすいちゃ。」
和「おやつ食べる？」
たべるー！と元気よく万歳をする雅紀の腕が、俺の顔に見事に当たった。
痛い…何気に痛いんだけど、でも可愛い雅紀だから大丈夫。
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ゆき♪( ´∀｀) - こんばんゎ!!始めましてゆりかごって言う作品読んでみたいんですけど送り方が分からなかったので此方に送りました。キラキラ星って言う作品良いですね♪すみませんお手数お掛けしますがパスワード教えて頂けませんでしょうか? (2015年1月21日 21時) (
レス) id: f29c16c0a6 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - 今晩は、はじめまして。みさと申します。はるやんさんの作品はどれも面白くついつい時間を忘れて読みふけっています そこではるやんにお願いがあります 陽だまりの家とゆりかごのパスワードを教えて頂けないでしょうか 宜しくお願いしますm(._.)m (2015年1月10日 21時) (レス) id: 2e99fe0a4f (このIDを非表示/違反報告)
はるやん(プロフ) - なおこさん» こんばんは、初めまして。お返事遅くなってしまい、ごめんなさい。姪っ子さん、赤ちゃんなんですね。羨ましい〜！ちびちびと更新していきますので、良かったらまたいらしてくださいね。 (2014年9月1日 23時) (レス) id: 96da3992ed (このIDを非表示/違反報告)
なおこ(プロフ) - こんばんは。初めまして。以前から何度か読ませてもらってましたが、『2年前』を拝見して感想を書かせてもらいました。姪が今まさに雅紀くん状態です。すごくはまってます。これからも楽しいお話待ってます。お邪魔しました。 (2014年8月20日 23時) (レス) id: 7ef08442a3 (このIDを非表示/違反報告)
はるやん(プロフ) - 黒薔薇さん» こんにちは。お返事遅くなってごめんなさい。小さな手は多分体験された方も多いのでは…？と思いながら書きました＾＾パスの件ですが、ここではお教えできません。詳しくはゆりかごの説明文を読んでみてくださいね。お手数おかけしてすいません。 (2014年8月12日 17時) (レス) id: 96da3992ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるやん
| 作成日時：2014年2月28日 23時
