検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,699 hit

水晶 ページ7

_____________

3年前、私は鬼の血を舐めたことがある

私以外、家族は全員鬼に殺された。

ううん、“ 私だけ生かされた ”。

鬼舞辻 無惨 によって。

父が鬼殺隊だったこともあって

鬼の事は少しだけ知識を持ってた

血を舐めると体の細胞が変化することを

知っていた。

父が鬼舞辻に一振の攻撃を食らわせた時に

飛び散った血を私は舐めた。

鬼舞辻に殺されると思って。

でも殺されなかった

それは私が血を舐めた時に

鬼にならずに異質な力を持ったから。

その異質な力が“ 鉱石病 ”という奇病

最初は背中に一欠片の鉱石しか

浮かんでいなかったが、鬼殺隊に

入ってから呼吸を頻繁に使うようになってからは

増えていった。

その頃からだろうか、私が綺麗な物を

好きになったのは。

自分の体に浮かぶ宝石は町で売られている

宝石よりもきらきらしていて

綺麗で大好きだった。

1年もすればこの奇病も

私の中では武器にも盾にもなった。

持ったものを鉱石にしたり

傷口を鉱石で覆ったり。

ついには自分の目も鉱石にしたりして。

ただ、きらきらな宝石が好きなだけで

よくもまあ目を鉱石にしたなって思う。

でもそれからまた一年後

鬼殺隊に入って、柱になったあたりから

鉱石が浮き出てくるのを止められなくなっていた

制御できずにそのまま自分が鉱石になる事に

私は少しずつ恐怖を覚えた。

でも恐怖よりも、きらきらしていて綺麗と

思う方が大きかった。

______________

しのぶandA

「大正コソコソ噂話!」

『眩の呼吸は自派生した呼吸で、眩は綺麗、美しいって意味も持ってるんだよ〜』

「だから型も綺麗な宝石の名前なんですね」

『キラキラの宝石だ〜い好きッ!』

翠玉→←金剛石



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.4/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , , 十二鬼月   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凜檎姫 | 作成日時:2019年10月8日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。