医者にぃとちび。5 (ページ11)

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リビングでチビたちの明日の用意をしていると、雅紀と和也が帰宅した。

雅「ただいまー！お腹すいたー！」

智「おかえり、２人とも。」

和「チビのこと任せっきりですいませんでした；」

智「いつもしてもらってるからね。当たり前だよ。ご飯できてるから着替えてきたら？」

雅「やったー！はやく着替えてこよっと♪」

２人のためにパスタを茹でて、ソースを温める。

しばらく落ち着いてた胃のムカつきがまたぶり返し始めたのは言うまでもない。

こんなものしか作れなくてごめんねって差し出すと、２人は相当空腹だったのか、モリモリ食べてくれた。

雅「智にぃはもう食べたの？」

智「ちびたちと食べちゃった。」

和「いやぁ、智にぃが検診でよかったですよ。今日はほんと抜けれなかった。」

雅「俺も助かった！ありがとね、智にぃ！」

支えあってくのは当たり前のことなのに･･･

なんていいやつらなんだ、お前らは！

雅「あ、そうだ！検診どうだった？」

智「どうって･･･別に？患者さんとして病院にいるのが、なんか変な感じしたけどね笑」

和「智にぃ、ほとんど病気なんないからね笑」

雅「あぁ、やだなー！俺、来週検診行かなきゃなんないの！採血やだなぁー！」

智「残念ながら、採血は逃れられないね笑」

雅「やっぱり？あー、憂うつ･･･」

智「大丈夫だよ、雅紀の血管、刺しやすいから！」

雅「何のフォローにもなってなーい！」

話しているうちに胃痛も和らいできたので、智は結局そのまま眠ることにした。