医者にぃとちび。４ (ページ10)

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耳鼻科検診。 11/1 ページ10

明日は保育園の耳鼻科検診。

おいらの病院では、ローテーションで検診が回ってくる。

今年はおいらが行くことになってるんだけど･･･大丈夫かな？

去年は大泣きの嵐だったって聞いたから、ちょっと行くのが怖かったりする。

何も痛いことしないんだけどなぁ･･･

お風呂あがり。

智「しょう～！じゅん～！」

「「なぁにぃ？」」

智「明日さ、おいらが保育園行って、もしもしするからね？」

翔「えーっ！やぁだーっ！」

潤「痛いのやぁだ！にいちゃーんっ涙」

案の定嫌がる２人。潤なんて、耳鼻科ではいつも痛い処置ばっかだから、もう涙目で雅紀の腕の中･･･；

雅「智にぃは、潤がまた痛いのならないように診てくれるんだよ？」

潤「やぁなのーっ涙」

翔「さとし～、なんでもしもしするのぉ？」

智「みんなのお鼻や耳にﾊﾞｲｷﾝﾏﾝが隠れてないか診るんだよ？」

翔「いたいの？」

智「全然痛くないよ～。診るだけだもん。」

翔「ほんとにぃ？」

智「ほんとほんと！笑」

翔「じゃあ潤、なんで泣いてるの？」

智「おいらがお医者さんに変身するのがやなんだって；苦笑」

翔「ふ～ん･･･」

翔は耳鼻科に行った経験がほとんどないから、なんで潤がそこまで嫌がるのか不思議といった感じだった。

智「ちょうどいい機会だし、寝る前に耳そうじしよっか。」

翔「うん！するーっ♪」

翔は耳かきを嫌がらない。ま、おいら上手だしね！笑

智「ほら、じゃあここにゴロンしてみ？」

翔「はぁい！」

智「ちょっと見るよ～･･･」

あ、思ったよりたまってる；
智は耳かき状になった綿棒で器用に耳かきを進める。

翔「んひゃっ！んふふふっｗ」

智「あぁ、もうっ！危ないから動かないの笑」

翔「だって～ｗくすぐったいんだもん！いひひひっｗ」

翔は全く嫌がることはなく、時々くすぐったがっては身を縮こませていた。

智「はいっ、いいよー！おしまい。」

翔「もっとやって～！」

智「んふフッ、また今度ね？」

翔「やったー！」

和「ほらっ、おにぃと一緒に歯みがき行くぞ～。」

翔「はぁい！」

ご機嫌な翔は、和也の腕につかまると、嬉しそうに洗面所へと消えていった。

さあ、問題はここから･･･。