医者にぃとちび。４ (ページ40)

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智「潤、大丈夫だった？」

雅「うん、なんとか眠ってくれた。」

智「翔のことでバタバタしちゃったから、潤も寂しくなっちゃったんだろうね。」

雅「また指吸い始まっちゃった；寝るときもちゅっちゅしながら寝ちゃったし。」

智「一時的なものだろうし、見守ってあげなきゃね。」

雅「うん。あ、明日翔の病院に持ってくもの準備しとかなきゃ！」

兄たちが準備を終え、寝静まった夜中･･･

潤「うわぁーんっ！泣」

潤の夜泣きが始まったので、智は飛び起きて潤の部屋に向かった。

智「じゅーん？どうしたぁ？眠」

発熱したかと思って額をさわってみるが、特に発熱した感じもない。

潤「うっ、うっ、ふぇ～泣」

智「大丈夫、大丈夫。にぃ、ここにいるからね？撫」

潤「うぇ～ん、ふぇ～泣」

なかなか泣き止んでくれない潤を抱き上げ、優しくぎゅーっと抱き締めながら背中をトントンしてやる。

智のにおいと温もりに少し安心したのか、グズグズ言いながらも服をぎゅっと握りしめ、指吸いを始めた。

潤「んっ、んっ･･･ﾁｭｯﾁｭｯ･･･ｸﾞｽﾞｯ」

智「大丈夫、大丈夫。にぃが一緒だからね撫」

まだスンスンしゃくりあげているものの、智の腕の中から寝息が聞こえてきたので、そのまま潤を抱き締めて、朝まで一緒に眠った。