医者にぃとちび。４ (ページ3)

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さすが５歳児ともなると、検診で泣く子はほとんどおらず、スムーズに進んでいく。

あと２・３人かなと思っていると、やだやだとだだをこねる聞きなじみのある声。

「やぁだぁ～涙」

先「潤くん、もしもしだけだから大丈夫だよ？」

「おへや、いくぅ！泣」

どうやらだだをこねてるのは潤らしい。

目にいっぱい涙をためた潤が、先生に抱かれてやってきた。

和「じゅん～；何泣いてんだよ笑」

潤「ﾋｯｸ･･･お、にぃ～涙」

和「お友だちはみんな泣かないでもしもしできたぞ？」

潤「じゅ、も、なかないーっ！ﾋｯｸ」

和「おっ、えらいえらい！じゃあもしもしな？すって～･･･はいて～･･･」

まだしゃくりあげている潤だったが、和也の顔を見て安心したのか、涙は止まって大人しく検診を受けてくれた。

和「はい、おしまい。なんも怖いことなかったろ？撫」

潤「うん///ｴﾍﾍ」

和「じゃあお部屋戻って遊んでおいで～。」

潤「おにぃ、ばいばーい！」

笑顔で潤を見送ったのと同時に、今度は横から泣き声が聞こえた。

医「翔くん、なんも痛いのしないよ？もしもしするだけ、ね？」

翔「いーやー！泣」

看「はいはい、すぐ終わるからね～。」

翔「やーめーてー！暴」

どうやら翔がパニックを起こしているらしい･･･。

なんでうちの弟たちだけこうなんだろう･･･呆