医者にぃとちび。４ (ページ20)

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雅兄が片付けてくるって言ってから、結構待たされてる･･･。

さっきの治療で使ったの、全部一人で片づけなきゃなんだもんな･･･

こんな時間に無理言って治療してくれて、ありがとうって思う。

雅「かずーっ！お待たせ。帰ろっか！」

和「もぉ、先帰ろうかと思いましたよ；」

雅「ごめんってば！よしっ、電気ＯＫ！戸締りＯＫ！帰ろ帰ろ～！あぁ、お腹空いたーっ！」

和「もぉ、うるさい！」

また心にもないこと言っちゃった･･･。

ありがとうって言葉、素直に言えなくてごめんなさい。

雅「ただいまーっ！おなか空いたー！」

和「小学生ですか、あなたは；」

翔「あっ！兄ちゃんとおにぃだー！」
潤「おかえりーっ！」

智「おかえり♪お疲れ～笑」

意味深な笑みを浮かべた智と、足にまとわりつく翔と潤が出迎えてくれた。

智「２人とも着替えておいで？翔と潤はおいらとお風呂だーっ！」

「「わーいっ！」」

雅「ごめんね、家のこと任せっきりで。」

智「おいらもたまには家事・育児しなきゃね！」

潤「さとしー！早く行こぉ？」
翔「俺がさきーっ！」
潤「あっ、まってー！」

智「ほらほら、走らないの；」

和「元気だねぇ、ほんと笑」

雅「和、お腹空いただろうけど、あと１時間は食べれないから、もうちょっと我慢してね？」

和「え、まじー？」

雅「また治療やり直すの嫌でしょ？」

和「はぁ･･･わかりましたよ。」

雅「んじゃ俺、着替えてくんねー。今日のご飯、なんだろ♪」

俺だけご飯食べれないのかよ･･･
はぁ。ゲームでもしてよ。

和也はイライラしながら部屋に向かった。