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やっぱり内科検診とはわけが違い、みんな何されるか不安みたい。
プレイルームは泣くわ騒ぐわの大にぎわい。
５歳児クラスを担当している先生たちも、かなりてこずっているようだった。
智「怖くないよ〜。泣かないで？」
子「やぁ〜涙」
智「すぐだから、ちょっと我慢してね〜！」
子「うわぁーんっ！泣」
ずっとこの繰り返し。
大人しく見せてくれる子なんて、ほんと数えるほどだった。
終盤にさしかかると、横から人一倍大きな泣き声。
大人3人がかりで宥められてるのは、間違いなくうちの潤･･･
医「潤くーん。見るだけ、見るだけ。痛くないからね？」
潤「やぁー！わぁーん！暴」
看「お兄ちゃんだもんね、がんばれーっ！」
先「怖くないよ〜撫」
呆れ顔でその様子を眺めていると、気づくと目の前には翔の姿。
翔「さとしーっ！」
智「･･･ん？あれ？しょう、どうしたの？」
先「さっきの子ですみれ組さんおしまいなので、さくら組さん残り数名お願いしていいですか？」
智「あ、はい。笑」
翔「俺、さとしなら怖くないよ！」
智「ほんと？じゃあ見せてね。上の方見てみ？ちょっとお鼻広げるよ〜。」
翔「ん〜･･･んっΣ」
智「はい、つぎお耳〜。向こうむいて？」
翔「んふっｗ」
智「ほぉら、動かないの笑」
翔「くすぐった〜い！」
智「はい、いいよ。おしまーい！撫」
翔「しょう、えらかった？」
智「うん、えらかったよ。」
翔「いひひっｗ」
笑顔で手をふる翔とは対照的に、なんとか検診を終えた後も大泣きで先生に抱っこされてる潤。
家帰ったらいっぱい誉めてあげなきゃね♪
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作者名：*さくらばー* | 作成日時：2020年10月25日 0時
