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光「早く海入ろうよ！」
馨「ハルヒ！A！行くぞ！」
双子たちに半ば強引に手を引っ張られる。
A「冷た！」
足を踏み入れた瞬間伝わる水の感覚が気持ちいい。
光「ほら、サンダル脱がなきゃ」
ハルヒ「うわほんとだ、意外と冷たい」
馨「A、早く！」
馨は既に腰ぐらいまで海に浸かっている。
A「ここでも十分楽しいよ！」
馨に向かって言った。
というか、実は泳げない。
それを双子にバレたらどうなってしまうだろうと思って言わなかったのだが、この流れだと無事にバレてしまいそうだ。
光「あれえ、もしかしてA泳げないの？」
馨「え！？」
双子の勘はこういう時にこそいかされる。
ハニー「Aちゃん泳げないの！？可愛いー！」
あとから先輩達も追いついてきた。
A「ハニー先輩だって浮き輪持ってるじゃないですか」
ハニー「僕泳げるもん」
環「あれ、では何故？」
ハニー「その方が可愛いでしょ！」
A「ああ……」
鏡夜「その反応はどうなんだろうな…」
ハニー先輩は、私の返事を無視してモリ先輩と遊び始めた。
鏡夜「Aの分も浮き輪持ってこようか？」
A「自分で取ってきますよ！」
馨「別にいらないよ！」
馨はそういいながら近づいて私を抱きかかえた。
A「うわっ！」
馨「うわって、もっとかわいい反応ないのかね」
A「嘘でしょ、まさかこのまま海入る気！？」
馨は私を下ろさず鏡夜先輩に向かってウィンクした。
鏡夜「ん？」
環「こらー！かわいい娘をお姫様抱っこなんてお父さんは許しませんよ！」
馨はみんなの声を無視して海に入っていく。
満面の笑み……かなり意地悪で楽しそうだ。
A「死ぬ死ぬ！下ろして！」
光「今下ろされたら結構な位置まで水あるんじゃないかなあ」
A「意地悪！意地悪双子！」
光「2回言った……」
ハルヒに助けを求めたがハルヒはまた夕食になりそうな魚を探し始めている。
馨「慣れちゃえば大丈夫」
馨はどんどんと奥へ進むのでついに私の背中が水を感じ始めた。
A「うわ、深いよここ」
馨「大丈夫だって！僕足つくから掴まって！」
A「私もつくと思うけど！？」
馨「何の張合い！？」
馨は笑いながら私をゆっくりと下ろした。
背伸びして何とか届く深さ。
あと一歩でも進んだらと思うと。
A「やっぱ無理！ほんとに怖すぎる！」
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Arira(プロフ) - れいさん» 返信、遅くなってしまい申し訳ありません。嬉しいお言葉ありがとうございます😢💭 これからもぜひ楽しんで見て頂けたらと思います🙇♀️ (2022年10月4日 0時) (
レス) id: 3df90d7452 (このIDを非表示/違反報告)
れい - とても面白いです、更新楽しみにしています。 (2022年9月17日 17時) (レス) id: 87a15ed3a4 (このIDを非表示/違反報告)
Arira(プロフ) - しゃちほこさん» ありがとうございます！通知をとってなくて返事遅れました、ごめんなさい。頑張ります！ (2022年3月2日 14時) (レス) id: 3df90d7452 (このIDを非表示/違反報告)
しゃちほこ(プロフ) - 面白いです！！更新楽しみにしてます！ (2022年3月1日 19時) (レス) @page15 id: ecbd4790eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Eiri | 作成日時：2021年12月6日 22時
