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「レオナさーん！」
遠くから聞いたことのある声がした。
「、、、、あ？」
「もーやっぱりレオナさんココにいた。
今日は補習の、、、ってなにやってんスか！？」
頭上の彼があからさまにため息を吐く。
「はあ、、、うるせえのが来た」
そして拘束が緩んだ今がチャンス。
全力で逃げてラギー先輩へと飛び込んだ。
「ラギー先輩っ！！」
「どぅわああああ！！！？？
ななな、なんスかいきなりッ！？」
大変動揺しながらも私を完璧に受け止め抱きしめてくれる先輩はとても優しい。
「、、、はァ。レオナさん、一応聞きますけど何したんスか」
「ンだよお前顔見知りかよ。
コイツが俺の尻尾を踏んで昼寝を邪魔するからいけねえんだろうが。」
この間も先輩は大事に私の事を包んでいてくれる。
「どっちもどっちじゃないっスか。
ほらきらりさんもう大丈夫だから早いとこ行くっスよ。」
先日とは違い、とても優しくしてくれる先輩に安心した。
駆け足でエースとデュースがいる方へと急ぐ。
「お、きらり。あっちにカゴとトングがあったぜ〜
え？どうしたお前？なんかあった？」
「、、、、泣きそうじゃないか！どうかしたのか？」
グリムが事の経緯を説明する。
「何その人治安悪ッ！！」
「何かあったら俺を呼べよ」
「なんか二人の顔見たら安心して涙が溢れそうになっちゃった。
でも大丈夫。何もされてないし。」
「はッ、そうだ。栗拾い！いっぱい拾わないとタルトの食いブチが減るんだった！
切り替えていくんだゾ〜！！」
共感してくれるエースと悪モード発揮するデュース。
そしてムードメーカーのグリちゃん。
いい友達を持ったな、わたし。
あのあと優しく出迎えてくれたトレイ先輩と裏ごしから始めて、
生クリームが足りなくなってデュースと購買部行ったらちょっとしたアクシデントがあり、
「これは卵の分、これも卵の分。
そんでもってこれも卵の分だァッ」
って今朝の不良にフルパンチかましてくれた事件があったのは二人だけの秘密。
家族の話もしてくれてちょっとだけ仲が深まった気がする。
彼は優等生になろうと自制してたみたいだけど、優等生だって人間だもの。
怒るし口くらい悪くなるでしょ。
ちなみにあの卵からヒヨコは生まれないけどな。
「おつおつ〜！
お、タルト完成した？デコレーションかわいーね！
マジかメ映えってカンジ〜！一枚撮らせて。」
今更来たケイト先輩。
すぐはぐらかしたり、何考えてるか読めない顔してるからちょっと警戒しちゃうんだよね。
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きのこ - 初見ですがコメ失礼します！いきなりですが、何この神作！？って思いました(笑)いやー最推しのジェイドくんにオクタヴィネルの二人が凄い出てきてくれて、ファンの私にはとても有難いです！！これからも応援してます！頑張って下さい！！ (2020年10月13日 3時) (
レス) id: 2a559184c7 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - ちりさん» ちりさんはじめまして！コメントありがとうございます！私の妄想文字起こしが目に留まったようで嬉しいです！どうしようもなく闇の夢女子なので暗くなりがちですが、有りだなと思って頂けたら幸いです〜！ (2020年9月14日 7時) (レス) id: 0ebe25b1eb (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - アットさん» アットさんはじめまして。コメントありがとうございました！キタニタツヤさんの世界観が大好きでして、、、とても影響を受けております！そういう思想感が根底にある、私の妄想文字起こしです。笑 (2020年9月14日 7時) (レス) id: 0ebe25b1eb (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 初めまして！！これから読ませて頂きます！！魔法の無効化。つい学園アリスとゆう漫画を思い出しました！笑。めちゃめちゃ話の内容が好きです！すでにこの小説大好きになってます笑。今後も更新頑張ってください！(^ ^) (2020年9月14日 1時) (レス) id: 61ff0dc64e (このIDを非表示/違反報告)
アット - 思考を休めるな、脳みそを回せ…悪魔の躍り方！？ (2020年6月11日 19時) (レス) id: bce4268e03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2020年4月19日 3時
