続きのお話(たぶんR-15) ページ35
「キャプテン！！！」
見慣れた姿に見慣れない服装の彼を見つけて、途端に私は駆け出し飛び付いた。
「会いたかったぁ！大好き！大大大好き！」
2年越しの彼との再会
その声も、刺青だらけの手も腕も、目付きの悪い鋭い目も少し尖った犬歯も、ひとたび会うだけで全部が全部思い返される
貴方にずっとずっとずーっと会いたかった。寒い夜は痛い程に抱きしめて欲しいと思ってた
なんて落ち着く香りなんだろう
私より30cmも身長が高い船長の胸板に顔を埋めながら小さい声で呟く
「ロングコート格好良すぎです……。」
ああ、船長の温もりだ
触れるほどに愛しさが溢れてどうしようも無い
「……俺も、会いたかった」
船長は目を瞑って私の髪に顔を埋める
"良い匂いだ…"なんて低い声で囁きながら。
もう、ほんとにずるい人ね。
「ふふっ、柄にも無いこと言っちゃって。本当にロー船長？」
「お前は生意気な所が変わりねぇな」
「褒め言葉と受け取りましょう」
こんな掛け合いも懐かしくて。
もう嬉しくて嬉しくてしょうがない。船長無しじゃ生きてけないよ
「……もう我慢出来ねェ。一生分抱いてやる、来い」
「えっ？！？！ま、待って……急すぎ！！」
「ごちゃごちゃうるせぇ。二年も待ったんだぞ！俺がどれだけ我慢してると思っている」
そりゃ私だって勿論、欲が無い訳ないけど…！
あの太い腕に包まれて、長い指で触って欲しいって。
何度も何度も思ったことがある
でもそれはきっと愛があるからこその欲というもので。
船長は＿＿＿＿ヤりたいだけ、かもしれない。
つまり言いたいことは『そこに愛はあるんか？』ということ。
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林檎(プロフ) - ちもさん» 教えて頂きありがとうございます！どうやらバックアップしたら毎回ついてしまう様なので気をつけますね！ (2022年9月30日 13時) (
レス) id: a1b1016848 (このIDを非表示/違反報告)
ちも - オ/リ/フ/ラ立ってますよ。 (2022年9月30日 7時) (レス) id: 5817bb68d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年9月19日 21時
