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えっへんと胸を張るAはそれはそれは可愛いのだけれども
どうやら俺たちのプリンセスは思っていたよりずっと大胆でずーっと逞しかったらしい
キャプテンは『へえ、やるじゃねえか』なんて感心しているけど……
以前とのギャップに俺はまだ少々戸惑っている
シャチの奴はさっきまであんなに嘆いてたのに、単純バカゆえに『すげぇー！』とか言ってもう馴染んでやがるし、
他の連中も至って平然と暮らしてる
むさ苦しい環境に慣れたせいか、俺はやっぱりど〜しても女の子に夢を見てる節があって。
よりによって憧れに憧れてたAちゃんが……。
まあいいか、仲間になるんだし！
考えるのやめよやめよ！
「あ、そうだ。まぁ私の事はさて置き、次はどの島に行くの？！てか、鍛えなきゃだよね……。あと宝も探すよね！私いっぱい欲しいものあるんだあ」
きらきらした目で子供みたいに無邪気に語るA。
「A」
ローはいつになく真剣な瞳でAを見据えた
Aはきょとんとした顔で見つめ返す
「すまねえ、お前の覚悟をまだ聞いていなかった。夢見る気持ちも分からなくはねえが……海賊は遊びじゃねえ。
俺達全員、何時だって死と隣り合わせで生きている。場合によっちゃ殺しも盗みもすることだってある。危険な道だ。
それでも…俺たちと進みたいと思うか？」
鬼気とした表情に、ゴクリと生唾を飲んだ
「…うん！この船に乗ったときから覚悟は決まってるよ。大丈夫、私も一緒に戦える！」
「よし、よく言った。それでは今後の進路を発表する」
シャチ「おお！どこ行くんだ？」
ロー「俺達が向かう先は＿＿＿＿マリンフォードだ。」
ベポ「ええっ？！？！」
ロー「"火拳"ポートガス・D・エースの処刑は5日後まで迫っている。ここらの海もそろそろ海軍がうろつき出すだろう。しばらくは潜水に徹底して最速で進むぞ。」
A「＿＿＿ポートガス・D・エース……！」
私はその名を、知っている
ペンギン「でも白ひげ海賊団に王下七武海、海軍大将まで動くんだろ？！さすがに危険じゃねえか？」
ロー「あァ。この戦争、どちらに転んでも大きな波乱を起こすだろう。時代の節目だ、この目で確かめておきたい。」
ペンギン「……アイアイ」
ダメだ、こうなったキャプテンは止められねえ
ロー「物資も調達した。不足はねェ。それじゃあ＿＿＿＿＿行くぞ！」
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林檎(プロフ) - ちもさん» 教えて頂きありがとうございます！どうやらバックアップしたら毎回ついてしまう様なので気をつけますね！ (2022年9月30日 13時) (
レス) id: a1b1016848 (このIDを非表示/違反報告)
ちも - オ/リ/フ/ラ立ってますよ。 (2022年9月30日 7時) (レス) id: 5817bb68d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年9月19日 21時
