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これでもかというくらい容赦なく水面を照りつける太陽を、虚ろな目で窓から眺める
ああ、朝が来てしまった
昨日学んだことは、船上での二日酔いは思っていたよりもずっとキツいということ。
正直全然寝れていない
あんなに素敵な夜を過ごしたというのに、あの後の私は酔いに見舞われ吐き気三昧
ロー船長に介抱してもらいながら、なんとかここまで調子を取り戻した
所々の記憶は飛んでるし、顔はむくんでパンパンだし、頭の中はドラムでガンガン叩かれてるみたいだし。
大体、あんな痴態を好きな人の前で見せる？
どうしようも無い現状にため息ばかりが口をつく
でも行かなきゃ…食卓に……！
お気に入りのTシャツにホットパンツ、今までと打って変わってやる気のないメガネ姿でリビングに顔を出すと
いつもの如く元気な面々がそこに居た
「「「おはにょー！」」」
「そのテンションきつい……なんでそんな皆元気なの？」
イッカク「まー、慣れてるから？」
「ほぉ…？」
ペンギン「まだ具合悪い？ご飯食べれる？」
「吐き気はおさまってるんだけど、お粥食べたい」
ペンギン「合点承知之助」
ふわ〜っと大きなあくびをする
シャチ「え…Aちゃんってそういう感じだったっけ…？
もっときらきら〜ってしてふわふわ〜って女の子みたいな感じ、だったような……？」
「あ〜、その私は残念ですけど死にました。あと、女子にあんまり夢見ないでください」
シャチ「そんなっ！！！！」
勝手に落ち込んでいるシャチをスルーし、パンを咥えながら新聞を読んでいるベポの隣にスっと座った。
……ん？
ベポ、新聞読むんだ？！
この見た目で意外にもチームのブレーンだったりするのかな
ベポ「えっ？！？！」
「何っ？！」
急に大きな声を出すものだから、驚いてお茶がむせ返りそうになる
ベポ「ここ！この一面！見てみんな！！！」
イッカク「なになに？……Sparkの歌姫、海賊アイドルに華麗に転身……って、これAちゃんのことじゃん！！」
A「ええっ！？ほんとだ、何で？！？」
ロー「お前どんな宣言の仕方したんだ？」
A「え〜？普通にアイドルやめるよって言って仲間は肯定してくれて。事務所からはまだ契約期間中だからって引き止められたけど……。押し切って出てきちゃった！ほら、だって法を犯すならず者になるわけじゃん。そのくらいはしないとね！」
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林檎(プロフ) - ちもさん» 教えて頂きありがとうございます！どうやらバックアップしたら毎回ついてしまう様なので気をつけますね！ (2022年9月30日 13時) (
レス) id: a1b1016848 (このIDを非表示/違反報告)
ちも - オ/リ/フ/ラ立ってますよ。 (2022年9月30日 7時) (レス) id: 5817bb68d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年9月19日 21時
