嫌い嫌いも好きのうち！ (ページ4)

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頭ぽんぽん。ページ4

久しぶりの休日。

私は、若い子向けの雑誌を読んでいた。

『壁ドン・・・顎クイ・・・？肩ズン・・・？？』

これは、日本語なのかな・・・？？？

あ、太宰さんなら知ってるんじゃないかな！！

だって太宰さんだよ？知らないことなんてないよ！きっと！！

翌日・・・

『太宰さんっ！』

私は次の日、太宰さんに聞いてみることにした。

太宰「朝から気持ち悪い顔してどうしたの？」

睨んでくる太宰さんも素敵・・・

じゃなくて！！

『太宰さん、この頭ぽんぽんって何ですか？アクセサリーですか？教えてください！』

はっと、驚いた様に目を見開く太宰さん。

え、知らないといけなかった？？

太宰さんは急に呆れ顔に戻り、大きな溜息を吐いた。

太宰「君、そんなことも知らないわけ？」

うっ・・・

『だって、知らなかったんですもん。・・・でもでも！！太宰さんは知ってますよね！！何ですか？それって！』

すると、太宰さんはいきなり立ち上がり・・・

私の元へ近付いてきた。

え、なに。なにされるの！！

スっと長い腕が伸びると私の頭に触れた。

思いっきり目を瞑ると頭を軽く叩いた。

へ？

太宰「今のが頭ぽんぽん。学習した？」

・・・其れは狡い。狡いですよ。

太宰「顔真っ赤だけど如何したの？熱？」

うぅ・・・は、恥ずかしい・・・

『余りにも太宰さんが格好良かったので、っ・・・ぅ・・・其の・・・』

言葉が詰まって、顔が熱い。

これ程恥ずかしいことは無いけど、太宰さんと一緒に居ることが出来て嬉しい。

矛盾してる此の気持ちは何なんだろう・・・

私の頭に浮かんだのはたった一つだけ。

恋だ。

甘酸っぱくて、ほろ苦くて。

此の気持ちは恋以外の何者でも無い。

そう気付いて、太宰さんに関わるのを気まずく感じてしまった。

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄
ぶーのです。昨日出せませんでした(T_T)

毎回、変なお話ですみません。

急に書きたいお話が出来たので掛け持ちとさせていただきます！

すみません。

駄作に変わりはないのでご了承ください。