4信じない ページ4
中庭にでると自販機の近くでうろうろしている茶色い尻尾を見つけた。
不定期に揺れ動く尻尾がぴょこぴょこ動いては止まって、また動いては止まってと交互に繰り返している。
「…………」
何してんだあいつ。
「……おい」
「げっ」
「『げっ』ってなんだよ、げって」
「べ、別にーー？ 」
「分かりやすく目を逸らす馬鹿はおまえぐらいのもんだ」
「馬鹿じゃないし！！ 」
「馬鹿じゃなかったらアホか」
「それはあんたでしょ！ 」
今にも飛びついてきそうな楠をあしらい、自販機に金を入れる。
入れた枚数だけチャリンと軽い音が鳴り響く。
赤いランプがつき視線は上にいって今度は右端に移動する。
……どっちにしようか。
「影山、影山！！ 私これがいい！ 」
突然自販機と自分の間に入ってきた楠はズラリと並んでる中のジュースを指差した。
……買えと？
そんな視線を送ればこくこくと頭を縦に降る楠。少し間が空いてから一発こいつの頭をはたいた。
「いてっ ！ 」
「なんで俺がお前の買わねぇといけねぇんだ。自分で買え」
「今月ピンチなんだってーー！！ 」
「やっぱ馬鹿か」
「馬鹿じゃないっつーの！ 」
ふと考えれば自然重々しい気持ちは晴れていて清々しい。
先程の苛立ちが嘘だったかのように。
そこまで考えて一つの行程が浮かぶが即消す。
消すと言っても完全に消えるはずもないのだけど。
……いやいやいや、絶対ない。
この苛立ちが消えたのは、こいつと話したからからだなんて。
たとえそうだとしても信じない。
ーーーー
あれ？文書おかしい？展開早い？
もしかしたらここ直すかもしれません。
あ、この小説なんとランクインしました！！
これは皆様のおかげです！
評価もお気に入り登録してくださった方ありがとうございます！
コメもしてくださった方ありがとうございます！
これからも頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします！
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橘 花奈(プロフ) - ディノさんさん» あははっwそりゃよかったw頑張ってネ☆面白い話、楽しみにしてます！ (2014年6月24日 23時) (
レス) id: 92b9071f14 (このIDを非表示/違反報告)
ディノさん - 橘 花奈さん» そう言ってもらえると嬉しいです（＾ω＾）ディノさんも一日中小説の内容を考える価値があります笑 (2014年6月24日 22時) (レス) id: fa5ca004e1 (このIDを非表示/違反報告)
橘 花奈(プロフ) - ディノさんさん» あははっwそっか！よかった♪更新頑張ってね！次回メッチャ楽しみだからっ！！ (2014年6月23日 23時) (レス) id: 3f2cfe041b (このIDを非表示/違反報告)
ディノさん - NaGiSaさん» キュンキュンしながら見ていただけるとは(´；ω；｀)ディノさんは結構名前変えて小説書いてるんですけどそんな嬉しいこと言われたのは初めてです(´；ω；｀)ありがとうございます！頑張ります( ´ ▽ ` ) (2014年6月23日 22時) (レス) id: fa5ca004e1 (このIDを非表示/違反報告)
ディノさん - 橘 花奈さん» おぉー！！コメだコメだーー！！ありがとうございます(´；ω；｀) ディノさんはコメもらうと嬉しすぎてヤバイです。更新頑張ります（＾ω＾/ (2014年6月23日 22時) (レス) id: fa5ca004e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ディノさん | 作成日時：2014年6月20日 23時
