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Aside

敦「.........はい?」


物凄く意味が分からないと言う様な顔をした中島さん。

其れは仕方が無いだろう。自分の意識が無い間に太宰さん達が勝手に決めたのだから。

そろそろ僕は、中島さんに声を掛けてから逃げさせてもらおうかな。


『良かったねェ。これからは道端に空腹で倒れるなんて事は無くなるよ。』


僕はそう言い、後ろで無理だ無理等と言っている中島さんは放っておき、太宰さんたちの方向に向き直る。


『では、僕はこれで失礼させて頂きま...』


僕がそこ迄言うと、太宰さんが態とらしく軽く目を開きながら、


太「何を言ってるのAちゃん?君も探偵社に入るのだよ。」


と言ってきた。




え...?

僕も?探偵社に?入る??


『えェ...?僕も、ですか?』

太「そうだよ、さっきの話を聞いていたかい?自分の事を含めて。」



さっきの話...。

国木田さんが中島さんと僕を如何するのか聞いて、中島さんは...。


ん、うん?中島さんと"僕"?

という事はあの話は僕の事も話していたのか...?



でも、探偵社に入るのは中々リスクがと言うかなんと言うか...。


『い、否、僕、そんなに力になれませんよ。僕は遠慮しておきます。』


そう僕は遠慮すると言って、どうにかこの場から去ろうと粘るが結局太宰さんに言いくるめられて仕舞った。

そして、僕は武装探偵社に入社する事になってしまった。


嗚呼、如何しよう......。






《怪奇ひしめくこの街の》





《変人揃いの探偵社》





《これより始まる怪奇譚》





《これが先触れ、前兆し───》








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中さ - 更新頑張ってください (2021年7月5日 13時) (レス) id: 0fd42ba9ca (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 麗さん» 楽しみにして下さり有難うございます!そろそろ更新致しますので、宜しくお願いしますっ! (2021年5月29日 22時) (レス) id: c415d172df (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2021年5月29日 16時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - サトさん» コメント、ありがとうございます!その言葉が励みになります!更新頻度を上げられるよう頑張ります。 (2020年10月16日 18時) (レス) id: c415d172df (このIDを非表示/違反報告)
サト - とても、面白かったです。続きが気になります。楽しみにしています。 (2020年10月16日 7時) (レス) id: e677a0c284 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:錆猫 | 作成日時:2020年8月16日 0時

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