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YG｢ジョングガ…｣
JK｢ヒョン…まさか、ヌナの誘拐に絡んでなんかいませんよね？｣
そう言うと
あからさまに悲しげな顔をして俯くヒョン
許せない
そう思った途端に体は動いて
ユンギヒョンの胸ぐらを掴んでいた
JK｢…ヒョンのせいで……ヒョンのせいでヌナが！！｣
SG｢俺だってしたくなかったよ！！！｣
JK｢だったら…どうして……｣
SG｢あの人が、怖いんだ…｣
あの人って誰だよ
JK｢俺はそんな人知らない。俺もヌナも関係ない！｣
SG｢あるんだよ！少なくともAは…｣
JK｢なんでそう言いきれるんですか！｣
SG｢……ジョングガも、会ったことくらいあるさ｣
JK｢…え？｣
SG｢ま、片割れの方にな｣
ユンギヒョンは罪悪感からか
涙を流しながらぽつぽつと話し出した
その話は
俺の想像していたことよりもっと複雑で
悲しい話だった
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作者名：Kira | 作成日時：2020年6月25日 2時
