僕を嫌いな君へ (ページ37)

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You side
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ユンギオッパとの再会から3日

タナの散歩がてらホソギオッパの元へ

『ホソギオッパ！』

HS｢あれ、Aちゃん！元気だった？？｣

『はい！今日はタナの散歩がてら花を買いにきました笑』

HS｢え、嬉しい！！配達行くって言ったけど来てくれて何倍も嬉しい！！｣

『大袈裟ですよ笑』

どんな花にしようか

ホソギオッパのお店は割と大きくて

冠婚葬祭、プレゼント、なんにでも対応できるように

いろんな種類の花が置いてある

お店の中は、そんな花達の香りでいっぱい

『良い香り…』

HS｢ふふ、でしょ！｣

そう言って笑ったホソクオッパの笑顔も素敵

言わないけど

HS｢迷ってる？｣

『はい、綺麗な花が多くて』

HS｢だよね～…じゃあ、｣

ホソギオッパがおいでって手招きする

HS｢これなんかどう？｣

『わ、これは？』

HS｢アイリス。日本では3種類あって、

カキツバタ、アヤメ、ショウブって言われてるんだけど、これはアヤメって種類だよ！｣

『日本での種類も覚えてるんですね！』

HS｢Aちゃんのオモニの祖国だもん！｣

キラキラ笑顔で言うホソギオッパ

私のオンマのことまで考えてくれてたんだ

『これにします！』

HS｢わかった！何本にする？｣

『んー、3本で』

HS｢おっけ～、待っててね｣

綺麗に包まれたアヤメ

代金を支払って

私はお店を後にした

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HS side
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HS｢“信じるものの幸福”。アヤメの花言葉だよ｣

頑張ってね、Aちゃん。