僕を嫌いな君へ (ページ3)

今日:25 hit、昨日:0 hit、合計:95,657 hit

3 ページ3

ジミナの家は

テヒョンアの家から15分ほど歩いたところ

以前2回行ったことがあるから

部屋番号は覚えてるけど

道はあんまり覚えてない

テヒョンアとたくさん話してたから

『…あーもう！なんなの、本当に』

それなりに順調だったはず

デートだってたくさんして

たくさん好きって言い合って

毎日幸せだった

思い出すと涙が止まらなくて

声を上げて泣いていた

泣きながら歩いた

周りの人から冷たい目で見られても

何も気にならない

？｢あれ、A？…て、どうしたの！｣

『ふぇ？』

？｢あーあ、こんなに泣いちゃって…
明日目腫れちゃうよ？｣

『ジミ、ナ…？』

JM｢そうだよーAのジミナだよー｣

『ジミナァ…ふっうぅ…』

JM｢あらあら、とりあえず、うちもうすぐだからね？｣

『う、ん…』

ジミナに肩を支えられながら歩いた

家に着いたのは覚えてるけど

気づいたら昨日の服のまま

ベッドで寝てて

陽の光が差し込んでいた