【名探偵コナン】平凡過ぎる萩原家のお姉様の受難2 (ページ9)

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天使は悪魔～萩原研二ページ9

小さい子供は天使？

絶対に嘘だ。
少なくとも俺の前の前にいるあれは悪魔だ。

小悪魔なんてレベルじゃない！
サタンレベルの悪魔だ。

「ねぇちゃん、ふろ！」

「はいはい、用意しようね」

「ちょっと姉ちゃん！何考えてのぉ！」

「え？」

キョトンとしないでよ姉ちゃん。
相手は男だよ？なのに普通に風呂に入るとかおかしいだろ！

「研二だって姉さんと一緒に入っていただろ？何だ、一緒に入りたいのか」

「俺はもう中学生だよ！」

「おれ、じーじはやだ」

このクソガキ！
姉ちゃんの前だけ可愛い子ぶりやがって！

「ねーちゃんとおれのじゃまをするきだな！」

「邪魔してるのはお前だろうが！何で休みの日に遊びに来るんだよ」

「おれはねーちゃんにあいにきてるんだ。でーとだ」

「デートの意味も解ってないクソガキにいわれたくねぇ」

「ちゃんとはなもってほうもんしているぞ。しんしのたしなみだ」

「お前、何歳？幼稚園児の台詞かよ」

「とーさんがいってた」

お前の父ちゃん、幼稚園児に何教えてんの？早過ぎじゃね？

「ねーちゃん！じーじがいじめるぅ！」

「え？研二、何しているの」

「違うよ姉ちゃん！」

何が男だ。
姉ちゃんに泣きつきやがって。

「むかつく」

「あのクソガキ泣かせていいか？」

「陣平ちゃん、今日はなにされたの？」

俺よりも一番の被害者は陣平ちゃんだった。

「何でアフロ？」

「あのクソガキ！どうしてくれんだよ！明日学校にいけねぇだろ！」

マジで受けるなその髪型。

「千速は面白がるし、Aは引くし…」

「やべぇ！その髪型超うける！」

「よし、先にお前を殴る」

この後陣平ちゃんに殴られたのは言うまでもない。

「あれ？睦姉ちゃんは？」

「快斗君の家に泊まるそうだ」

「は？」

余談であるが、その日あのクソガキの家に一泊すするとかで、夜通しして三人でゲームをする予定は見事にぶっ壊された。