お隣の目黒さん。 (ページ1)

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私には幼なじみがいる。

正直かっこよくて、世間で言うイケメン。

けど、天然でバカ。

そんな彼を好きになったのはいつだったかな。
忘れちゃった。

『はい。目黒さ～ん。起きないと遅刻で～す』

今の時刻は8時15分。

ここから10分かかる高校なのでもう出ないと流石に間に合わない時間なのでありますね。

けど、寝顔が可愛くてついつい見ちゃう

ほっぺ柔らかいな、、

『私先に行くよ？？いいのか～』

目「ん、、ぇ、、今何時なの、、」

『8時15分だって言ってるじゃn 目「は？！？！」

目「待って間に合わないじゃん！！起こしてって言ったじゃんかよ！！」

『はぁ？！なに逆ギレ？？！』

なんと逆ギレの目黒。

さっきの可愛さも欠けらも無い((

『意味わかんない。先いくから』

目「あっ！ちょ！ま！！！」

なにか言おうとしたのか知らないけど呼びかけてくる目黒。

せっかく人が遅刻しそうになりながらも起こしてやってるのに

まぁ、これが惚れたあれなんだろね
あれだよ。

私と目黒は底辺を競う仲。

そう、つまり2人とも頭が悪い。

私は目黒より1つ上の順位だけどね？？

目黒とは腐れ縁と言うやつなのかなんなのか

幼稚園、小学校、中学校、高校

全部一緒だし、家も隣。

しかも何故か私がお起し当番ってやつ

こんなんじゃ異性として見て貰えてないよね。

中2の時に彼女出来た報告は今でも覚えている。

相手は1つ年上のギャル。

いかにも目黒が好きそうな顔の人だった。

本当にショックすぎて、学校を3日休んだぐらい。

これ冗談じゃないからね？？笑

けど、結局2ヶ月で別れちゃったのかな？

私も想いを伝えようと思ったけど、

この関係が壊れるのが怖い。

考えられない。

そんな私は惨めだな。