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story4002 ページ2

「♪♪〜♪〜……

A「…………………」




もうすぐ49日か……





A「おばあちゃん………」




私…




A「私……やっぱりここは居心地がいいよ………」




だけど…




A「…………………」




帰りたいって


こんなにここが好きなのに


ここにいても


落ち着かない時があるの




おばあちゃんがいたら

違うのかな…




古くなったこの家の


床の軋む音さえ


好きだったのに




今は それさえ寂しくて




A「…おばあちゃん… … …」




その度に


おばあちゃんの遺影へ 話し掛ける




心に空いた穴に




広君の歌声が染み込んで




余計に泣きたくなる





♪♪〜♪〜♪〜




A「…はい…っ…」

広臣『……………今移動中』

A「…そっか…お疲れ様…」

広臣『A……』

A「… …ん?…」

広臣『…や。なんでもねえよ(笑)あ、もしかして アルバム聴いてる?』

A「…うん、この曲好き…」

広臣『うん……』

A「もう少しだね…」

広臣『ツアー?』

A「うん……まー君 喜んでた」

広臣『そっか。リハも順調だよ』

A「あ、Aさんからメール来たよ。衣装 カッコいいって」

広臣『すげーよ?(笑)』

A「ねぇ、広君……」

広臣『ん?』

A「… …被らないかな…」

広臣『……… … …被んねえよ。違うじゃん… …』

A「… …うん。ごめん…」

広臣『… …それを確かめに来て。俺は ずっとお前の側にいるから… …』

A「… …うん」



こんな気持ちだった

穴の空いた心に

広君に 会える嬉しさがあって



広君見て 辛くなった

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payu payu(プロフ) - 泣きましたごめんなさい…。゜(´⊃ω⊂`)゜。 (2017年2月3日 19時) (レス) id: ba492e43f6 (このIDを非表示/違反報告)
- 言えてよかったです!続きも楽しみにしてます (2014年12月11日 8時) (レス) id: a26abe8dbd (このIDを非表示/違反報告)
おみらぶ - やっと分かって良かった…!! (2014年12月9日 21時) (レス) id: b13653a3a4 (このIDを非表示/違反報告)
臣らぁぶ - 気持ちが伝わってよかった!!また、ラブラブな二人が見たいです!! (2014年12月9日 17時) (レス) id: 82ed5ca874 (このIDを非表示/違反報告)
H∧L(プロフ) - 長かったね…。でもようやく気づくことが出来たね…。主人公ちゃんは独りじゃない。これからまた何か悲しい事があったとしても独りじゃないことに気付けてよかった(*^^*)正直、入り込みすぎて続き読むのが怖かったけど本当によかった!泣きました! (2014年12月9日 17時) (レス) id: f1f9ee9dcb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kira | 作成日時:2014年11月29日 1時

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