lovin' you 78

story3865〜広臣side〜 ページ15

タケル「お前…(大汗)」

広臣「ん？」

タケル「勝手に食って A怒んぞ？(大汗)」

広臣「一個ぐらいバレねえって」

タケル「はぁ……今頃飲んで騒いでんだろな(笑)」

広臣「葵と会うの久々なんじゃね？」

タケル「あー。実奈の誕生日からかな」


♪〜


広臣「だからか(大汗)」



昼間だけじゃ 物足りなくなったんだな(大汗)



タケル「そーゆう事か……」

広臣「ん？」

タケル「優奈から……」



" あんた 離婚する気⁉︎"



広臣「は⁉︎(大汗)」

タケル「男の美容師ってさ、女性から嫌がられたりすんじゃん。わざわざ、男のスタッフいない所探す人だっているし」

広臣「え、まぁ。つか、なに(大汗)」

タケル「雇われじゃ、あいつら養ってけないって思った。その為に店出して…………なのに、犠牲になんのは 家族の時間でさ………」

広臣「え、離婚って……えｯ‼︎(大汗)」

タケル「しねえよ！(大汗)………なんか うまく行かねえよな 世の中。何かを得れば何か犠牲になってく……」

広臣「そーだな……なんか分かるわ」

タケル「葵が仕事し出して 休み合うことなくってさ……あっても盆正ぐらい。爽樹とも全然遊んでやれなくって。俺……なんのために店出したんだろ」

広臣「お前らしくねぇな」

タケル「なんだよ、俺らしいって(大汗)」

広臣「や。そういう事 言わねえじゃん。なんの為に出したとか……スタッフの生活掛かってるから 仕方ねえんだよ的な事 言うと思ったからさ」

タケル「まぁ……」

広臣「葵もさ それ分かってっから言えないんだろーけど……」

タケル「俺 そんな器用じゃねえよ……あいつらを考えれば きっと店に手 抜く……」

広臣「お前さぁ、もうちょいスタッフに頼っていいんじゃね？」

タケル「頼ってるさ。あいつらいなかったら店回んねえし」

広臣「そーじななくて。もう少し 任せてみてもいいんじゃねーの？」

タケル「任せてるって」

広臣「本当かよ。お前昔っからそーだしな」

タケル「なにが(大汗)」

広臣「自己犠牲してるつもりねえだろ？」

タケル「自己犠牲つか、家族犠牲だな」


自己犠牲がそれに繋がんだろ(大汗)

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