lovin' you 51

story2524〜広臣side〜 ページ24

実家へ向かった


母「Aちゃん、大丈夫？」

広臣「落ち着いてきてるし、過呼吸もなくなったから 大丈夫だと思うけど……」

母「手紙、どうするの」

広臣「どうしよ……やっと落ち着いて来て 今 渡すのも……」

母「けど 渡してあげなきゃ」

広臣「だよな……」


余計 渡しにくくなる…


広臣「休み前に 渡す」

母「そうね……」

広臣「なぁ、親父 なんかあったの？」

母「会社の人の 家族が亡くなったって、喪服 明日いるから その電話。」

広臣「そっか……」



Aに 気使かったのか……



広臣「ありがとな……」

母「んー？」

広臣「来てくれて」

母「ｸｽｯ……」

広臣「笑うなよ(汗)」

母「昔なら お礼なんて言わなかったから(笑)」

広臣「は？言うって(笑)」

母「(笑)」

広臣「酷ぇ(笑)」

母「親になって分かるでしょ、親の有り難み(笑)」

広臣「まぁ」



すげぇ 分かる……



広臣「有難いっすよ？(笑)」

母「ｸｽｯ……」



感謝しきれねえよ



母「はぁｰ…お父さんも お母さんいなくて 有り難み感じてるでしょうね(笑)」

広臣「さーなー(笑)」



寂しくて 泣くような柄でもねーしな(笑)

親父も 感謝してんじゃねーかな(笑)

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