死神になったけど、平和に暮らしたい！

1話　異世界転生？ ページ2

貴「ここは、墓地？」

Aは棺(ひつぎ)の中で目が覚めた。どうやら棺の蓋がずれて、隙間から光が入ったせいのようだ。Aは起き上がって周りを見渡すと、

貴「、、大鎌？」

Aの居た棺の近くに大鎌(おおがま)が置かれてあり、よく手入れされているようで光を反射していた。

貴「え...」

Aは大鎌に映った自分を見て驚いた。

貴「これ、、私？」

以前のAは長めの黒髪と黒目だったが、映っている自分の右目は赤く、美少女だった。

貴「んー、一旦おいとこ。それで、ここ、どこだろうか。」

Aは考えても仕方ないと思い、とりあえず大鎌を持ちこの墓地を出た。


しばらく進むと開けた場所があり、歌ってる花？や、七色に光る鳥？がいた。

貴「ここ日本じゃないっ、ていうか、地球でもないよね...」

　 ・・・

Aは、考えた結果
[異世界転生(憑依)]ということにした。

貴(異世界なら、きっと...)
「ステータス」 ｳｨﾝ... ﾊﾟｯ
(でてきた！？)

Aの前には、Aしか見えない[ステータス]がでていた。

「えーと...」
__________________________________

名前.ゼス 性別.女 年齢13才
職業.死神 ランク外
レベル.？？？
HP.？？？
MP.？？？
スキル.無し
称号.死神の使い

__________________________________

貴「うん...んﾞ？」

Aは見たとたん、固まった。

貴(死神って、魂を奪ったりするやつ？だよね...)

貴「...とにかく、私は、ゼスっていう名前で13才の普通の女の子！」

貴(普通かは、分かんないけど...)

A→ゼス
貴→zes

ゼスはこの世界で、平和に生きていくことを心に決めた。

2話　異世界生活は厳しい？→←人物紹介！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す