東雲学園(しののめがくえん)恋物語(こいものがたり) (ページ2)

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健斗×夢乃編第1 ページ2

yume「おはよー奏」

so「夢、おはよう」

yume「奏･･･突然だけどねあたし、告白しようとおもうんだ」

so「ホントに?」

白石夢乃12歳小学4年生のころから好きだった健斗(健ちゃん)に、告白を決意しました!

yume「本当だよ。タイミングが、わかんないんだけど、」

so「分かった。ちょっと待ってて」ｶﾞｻｶﾞｻ

yume「何？その紙?」

so「これからの学園の予定表だよ。ムードがある時が一番良いから、何かダメなこと、無理な日ある?」

yume「感動する行事の日にはダメだよ。絶対泣いてるから。」

so「なら卒業式はダメか。入学式も、ダメかな?」

yume「ダメ絶対」

so「それじゃあ文化祭なら、大丈夫?」
yume「それなら泣かないと思う!」

so「よし!文化祭の最終日で決定ね。最終日って結構告白する人多いんだ～なぜだと思う?」

yume「え、どうしてなの?」

so「最終日に告白して成功したカップルは永遠に結ばれるからなんだ～」

yume「そうなの!」

so「そして私は夢が告白するところをスマホに･･･」

yume「スマホはしまいなさい･･･というかなんで予定表持ってるの?

so「知らなかったの?この東雲学園では生徒会長が次の会長を決めていることは、分かる?」

yume「それは知ってるけどそれと予定表になんの関係が?」

so「次の会長に私がなるんだ。言ってなかったかな?」

yume「言ってなかったけど?」

so「なら、今言った」

yume「も～」

奏は、笑っている

so「今の会長が三年生になって、よく三年間も会長できたよね～」

yume「一年生から大変だっただろうね。まぁ奏も頑張ってね!」

so「うん頑張るよ、夢、頑張ろうね!」

yume「何が?」

so「私達の恋の事」

そういえば奏は告白するのかな?
とりあえず今は

yume「うん。頑張るよ!」

so「オー!」

yume「オー!」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ke「おはよ!!」

so「あぁ、おはよ」

yume「お、おはよう。健ちゃん」

ke「おう、おはよう。白石」

最近、私のことを名前で呼んでくれない、六年生になったときからで、この事が引っ掛かって心が痛いです

so「ラブラブね～お二人～見せつけて♪」
yume・ke「見せてない!」
so「まぁ、夫婦漫才は置いといて」
yume・ke「置くんかい!」
so「そろそろクラスメートが来るよ♪」
ke「自分のクラスに戻らねぇと、また後で白石。あっ!言っとくけど夫婦漫才じゃねぇからな」

[この日から数週間後、卒業式の日になった。]