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GEEKside
俺とドクターは救護側に回るため、隣の部屋から様子を伺っていた
ドクター「皆、なんか強くなったね」
ポツリと呟いたドクター
確かに、前よりも動きが機敏になったし、
判断力も上がってる
ドクター「きっと、シスルのお陰だね」
…そうなのかもしれない
シスルを守るため
シスルの守りたいものを、守るため
あいつらは、
俺らは、
ギーク「…強くなったんだな」
その現場はモニターで見るより過酷で、見ていられない所も沢山あった
ギーク「俺らって、凄いことしてるんだな」
ドクター「まぁね、法律はもう守ってないよ(笑)」
このシーンを見ながら冗談が言えるドクターは何者なんだろう
これが俗に言う、慣れ、なのだろうか
ずっと見続けていることに疲れてきて、目線を敵に移した
ギーク「ねぇ、敵の体になんか描いてない？」
ドクター「えっ？…確かに」
それは人によって違う場所にあったけれど、全く同じ柄で、
タトゥーのようにしっかりと刻まれていた
ドクター「なんなんだろうね、あれ。何かの紋章、とか？」
ギーク「なんか家紋みたいだよな」
ドクター「…本当にそうだったりして」
今度は真面目なトーンで言うから妙に真実のように聞こえてきて寒気がした
物音がだんだん少なくなり、最後の一人が倒れたその部屋の光景は、俺には悲惨にしか見えなかった
肩で息をしている7人と、全く息切れをしていない1人
そして、一面に倒れている敵たち
この光景が、当たり前にあるのが俺たちなんだ
何だか実感させられた気がした
・
俺が1人で立ち尽くしているなか、
ドクターは皆に声を掛けて回っていた
ドクター「怪我してない？擦り傷でも菌が入ったら危険なんだから、言ってね？絶対だからね？」
ドクターの押しに勝てる人は居ないらしく、
何人かが渋々手を上げた
そうして治療をしている間、シスルはずっと突っ立っていた
シスル「…驚いた？」
ギーク「…正直。」
シスル「多分、この先もっと過酷になるよ」
ギーク「え？どういう意味？」
シスル「…私は守りたいものを守る。でもそれって、代償が必要だから。」
・
・
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白米王女(プロフ) - りぃささん» ありがとうございます〜！！！！楽しみにして頂いているのに亀更新で申し訳ないです(´･ ･`)また暫く更新ペース落ちると思うのですが、気長に待っていただけたら嬉しいです…！本当にありがとうございます！これからも宜しくお願い致します！！！ (2019年2月18日 0時) (
レス) id: 771a82acdb (このIDを非表示/違反報告)
りぃさ - すごく面白くてすぐに読んじゃって毎日続きを楽しみにしています！なので話が更新されたらめっちゃ喜んでよんでます！これからも頑張ってください！楽しみにしてます^_^ (2019年2月17日 20時) (レス) id: 5caa888d6f (このIDを非表示/違反報告)
白米王女(プロフ) - のんさん» 遅くなってしまいすみません、ありがとうございます!!!励みになります、感謝カンゲキ雨嵐ですほんとに(；；)これからもぜひ宜しくお願いします！ (2018年8月28日 18時) (レス) id: 002a9610c6 (このIDを非表示/違反報告)
のん - ものすごく面白いです！わくわくしながら読ませていただいております。更新大変だと思いますが、頑張ってください！！ (2018年8月24日 14時) (レス) id: 439009fa91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米王女 | 作成日時：2018年8月14日 16時
