第３章〜孤独〜＊８５ ページ1
KEIside
シスルが眠ったまま迎えた次の日の夜、俺は医務室の彼女の横の丸椅子に座っていた
＿＿＿＿＿＿"貴方達には倒せない"
どういう意図で言ったのかが知りたかった
シスルはJUMPを信頼している
だからきっと馬鹿にした訳じゃないんだろう、そう思う
じゃあ、どうしてあんなことを言ったのか
俺達に倒せないから、シスルが倒しに行った
そんなに自信があったのだろうか
昔からシスルはそうだった
いばっているわけでも、上から目線な訳でもなく、
でも何故か、自分の強さを知っている
ある時彼女はこう言った
私は強くなりたい訳じゃない。しょうがないんだ、と。
その時のシスルの声は少し切なそうな声だった。
しょうがない、ってどういう事？
あの時 聞きたかった事は、唾と一緒に流れていってしまった
ふと目線をあげた先にはシスルの横たわった姿
ああいう風に戦った後に倒れるのも昔からだった。
俺がどうしても迫ったからか、仕組みだけは教えてくれた。
でも、どうしてシスルの体がそうなのかは教えてくれなかった
シスルの家族だって聞いたこともなければ見たこともない。
兄弟や姉妹はいるのかな
家族はこうして今シスルがJUMPにいることを知っているのかな
見ているだけ、疑問ばかりが押し寄せるもんだから
諦めてリビングへと戻ると、何やら騒がしいメンバー達
慧「どしたの？」
有「あ！伊野ちゃん見てよこれ」
そういって差し出されたのは、A4サイズの紙
そこには
慧「高3Dメイド喫茶、分担表...？」
有「そう！こっからシスルを探せば本当はどっちなのかわかるかなって思って！」
涼「だから、名前も知らなければ苗字だって知らないのにどうやって探すんだよ」
有「それは...勘？」
知「絶対無理でしょ、諦めた方がいいって」
有「だって！シスル絶対嘘ついてたし！」
俺はシスルの名前を探していた。
苗字は知らないが、漢字が珍しいから見つかるだろう
そう思っていた
慧「...あった」
有「え？」
涼「何が？シスルが？(笑)」
慧「...かn、」
ｶﾞﾁｬ
シ「..何してんの」
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白米王女(プロフ) - りぃささん» ありがとうございます〜！！！！楽しみにして頂いているのに亀更新で申し訳ないです(´･ ･`)また暫く更新ペース落ちると思うのですが、気長に待っていただけたら嬉しいです…！本当にありがとうございます！これからも宜しくお願い致します！！！ (2019年2月18日 0時) (
レス) id: 771a82acdb (このIDを非表示/違反報告)
りぃさ - すごく面白くてすぐに読んじゃって毎日続きを楽しみにしています！なので話が更新されたらめっちゃ喜んでよんでます！これからも頑張ってください！楽しみにしてます^_^ (2019年2月17日 20時) (レス) id: 5caa888d6f (このIDを非表示/違反報告)
白米王女(プロフ) - のんさん» 遅くなってしまいすみません、ありがとうございます!!!励みになります、感謝カンゲキ雨嵐ですほんとに(；；)これからもぜひ宜しくお願いします！ (2018年8月28日 18時) (レス) id: 002a9610c6 (このIDを非表示/違反報告)
のん - ものすごく面白いです！わくわくしながら読ませていただいております。更新大変だと思いますが、頑張ってください！！ (2018年8月24日 14時) (レス) id: 439009fa91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米王女 | 作成日時：2018年8月14日 16時
