JUMPー特別警察機動隊ー��

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KEIside



ここにいる9人、全員が驚いている



それも無理はないだろう


だって、


知らない男がシスルを人質に取っているんだから。





慧「...お前は誰だ」




？「俺は、こいつの幼馴染みだ。生まれた時から知っているんだ、お前らよりもこいつのこと、知ってると思うぜ。」





んだと...




シスル「ほんっと変わってない、馬鹿じゃないの？」




身動きひとつ取らずに落ち着いているシスルが言った。




この様子だと本当らしい。




シスル「...碧斗も父さんもそっくりね。弱っちいくせして強気で、なのにすぐ泣きついてくると思ったら裏切って、そんなんだからこうなっちゃうのよ。」




碧斗、と呼ばれた男の顔が一瞬歪んだ。





シスル「昔はもっとかわいらしかったのに、いつからこうなっちゃったわけ？あんただって揔月の跡取りじゃない」




碧斗「ぅるっせえな、お前に言われたくねぇよ」











俺たちは一体何を見せられているのか




よくわからなかった





シスル「...先帰って」




薮「...は？」




シスル「だから、先に帰って」



光「んなことできるかよ、この状況で」




碧斗「随分愛されてんだな」







その瞬間、シスルの腕が素早く動き



碧斗、に剣をふりかざした




碧斗「いっ...てぇ、何すんだよ、ちょっとからかっただけなのn シスル「殺されたいの？」





え？




シスル、今"殺されたいの"って...






どういうことだ？













シスル「早く、帰って」




シスルのただならぬ雰囲気にその場を後にした俺達。





でも、やっぱり心配で、薮と光と俺で様子を伺いに行った
































そこで繰り広げられていたのは、










薮「なんだ、あれ...」





そこには、異常な速さで刀を合わせている2人の姿があった

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碧斗(あおと)･･･Aの幼馴染み。同い年で、Aと互角のレベル。


揔月(みなづき)

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