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CHINENside



涼「それ...まじで」


知「ほんとなんだけど...ただ、」


有「ただ?」







知「背中に大怪我負ってて...」


J-知「っ...!」


知「...結構、そのー、ぐ、ろいというか...」


慧「...俺手当て手伝うよ」


知「伊野ちゃん...ありがと。みんなは…申し訳ないけど、待っててくれる?」


薮「...おう」





そうしてどこか疑っているような伊野ちゃんを連れて


さっきまで重かった足を懸命に動かす。



知「...覚悟はいい?」


ドアの前に来て、伊野ちゃんに聞く。


慧「...うん」




そうして開けたドアの向こうには


さっきと全く同じ場所に横たわっているシスル。


慧「っ...シスル」


知「...急がなきゃ」


慧「...そう、だな」




パーカーを脱がせると、思わず目を背けたくなるような傷。


細かいガラスが背中に刺さり、血で赤く染まっている。


軽い火傷のあとも見える。



こんな状態で帰ってきたんだ...




半分放心状態の伊野ちゃんと手当を進めていく。




知「ふぅ...終わ、った」


慧「こんなんで...帰ってきたんだな」


知「...流石だよね」


慧「他の皆も呼んでくるか」


知「うん」



メンバーの元へと階段を上る。


リビングに入ると、そわそわした皆。




知「終わったよ。行こう?」




薮「知念、シスルの怪我って...」


今日何度目かの階段を降りる途中に薮ちゃんが聞いてくる。


知「...多分、僕の推測だけど、あの爆発でガラスが吹っ飛んで背中に直撃したんだと思うんだ。」


涼「ガラスが直撃って...」


知「パーカーは綺麗だったんだ...Tシャツだけが、血まみれだった」


慧「...その時パーカーを脱いでたってことだよね」


知「...誰かを、庇った、?」


J「...」



その考えは僕の中でほぼ固まっていた。


なんだかシスルらしいな...。





ドアを開ける。


痛々しい包帯を巻いて寝ているシスル。


綺麗な体で、すごく華奢だった。どこにあんなに戦える筋肉があるのか…


J-知慧「っ!!」


薮「...ほんとに」


光「帰ってきたんだ...」


涼「...よかった」



...皆の目には涙が溜まってた。









*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*
明日から新学期が始まるのでまたまた亀更新が続くかも知れません...

作者、宿題が終わりません〜( ºωº )

頑張ってきます…

それでは!

白米王女

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白米王女(プロフ) - 莉乃亜さん» きゃーっ!!ありがとうございます!応援して頂けて嬉しいです!莉乃亜さんのご期待に沿えるよう頑張ります! (2018年3月24日 0時) (レス) id: 856007b312 (このIDを非表示/違反報告)
莉乃亜 - この作品、私はめっちゃ好きです!これからも頑張ってくださいね!更新楽しみに待ってまーす!これからも応援してます!続きが気になっているので、頑張ってくださいね! (2018年3月23日 2時) (レス) id: 27922520c6 (このIDを非表示/違反報告)
莉乃亜 - この作品、私はめっちゃ好きです!これからも頑張ってくださいね!更新楽しみに待ってまーす!これからも応援してます!続きが気になっているので、頑張ってくださいね! (2018年3月23日 2時) (レス) id: 27922520c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白米王女 | 作成日時:2018年3月14日 19時

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