第９話 ページ11
ここどこだ？
フカフカのベッドの上で目を覚ました私が最初に思ったのはそれだった
暫くして頭が冴えてくると昨日のことが一気に思い出される
取り敢えず顔を洗うためにベッドから起き上がる
扉の前に待機していた悪魔さんに洗面所の場所を聞く
洗面所は部屋の中にあった
洗面台などは大理石で出来ており、タオルもフカフカ
使ったタオルはそのままにしておいて構わないと言われたのでそのままにしておく
「あら、起きた？」
洗面所から戻ると扉の方から声が聞こえた
そこには何故かヴェルザードさんが立っていた
「あ、ヴェルザードさんおはようございます」
「さんなんて付けなくて良いわ。敬語も無し」
私が挨拶をしながら頭を下げるとヴェルザードさんは笑ながらそう言った
「はい、じゃなかった！うん、ヴェルザード」
そう言うとまた笑顔になる
うーん、アルカイックスマイル
「どうしてここにいるの？」
「貴女と話したかったのよ。ギィの前だとちゃんと話せそうにないもの」
何だろう、凄く怖い
はっ！これが女の勘と云うやつか
『違います』
何も即答しなくても良いじゃないか
ちょっと巫山戯ただけなのに
『………』
その沈黙怖いよ
「勝手に入っちゃってごめんね」
「あ、別に構いまs…構わないよ」
構いませんと言おうとしたら睨まれたので慌てて言い換える
この人？怖いよ
「良く眠れた？」
部屋にあるソファに座りながらヴェルザードが聞いてくる
「うん、凄く寝心地がよかった」
「そう良かったわ」
「ヴェルザードも悪魔なの？」
「いいえ。私は竜種よ」
主任者に竜種について説明して貰うと
世界に4体しかいないらしい
そんなに凄い人だったのか
「凄い！凄いよヴェルザード！！」
心から凄いと思う
ヴェルザードはちょっと驚いた顔をした後、直ぐに照れたような顔になる
「有り難う」
そう言って笑った顔は最高に綺麗だった
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ベレッタ@誤字王女(プロフ) - ベルダナーヴァじゃなくてヴェルダナーヴァでは無かったでしょうか･･･？ (2019年4月8日 20時) (
レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - フランさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年4月2日 7時) (レス) id: 5316437bc0 (このIDを非表示/違反報告)
フラン - とても面白くて好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年4月1日 23時) (レス) id: 4f61076b12 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 睡眠王女さん» すいませんm(。_。)m公開するの忘れていました！ありがとうございます！ (2019年4月1日 13時) (レス) id: 5316437bc0 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠王女 - あの２８話はあるのですか？ なんかすいません！。 更新頑張ってください！ (2019年4月1日 12時) (レス) id: ae54b5152b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華 | 作成日時：2019年3月26日 18時
