記憶喪失 (ページ6)

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未緒side
あ、茜先輩から電話。

「はい、美緒です」

『あ、みおっちゃん、みのっちゃんにまーちゃんが心配してたって言っといて。それから、まーちゃん、1年の子達と何したかは覚えてるみたい。この事は玲花ちゃんには言ってあるから。それから、明日まーちゃんにあげるためのビデオ撮るから、これもみのっちゃんに言っといて。部長と先生には言ってるから。」

「はい、ありがとうございます。」

『じゃあ何かあったらまた連絡するね。』

「はい、さよなら」

「実里、まーちゃんが心配してるって。あと、明日ビデオ撮るから絶対来て。来なかったら、2年で迎えに行くから」

「え～それはやめてよー」

「やっと笑った」

「え？」

「心配していたのはまーちゃんだけじゃないよ。茜先輩も、勿論美緒も…」

「ありがとう( ; ; )明日、まーちゃんの所行ってくる」

次の日

『真由美、こんにちは玲花です。真由美が玲花達のこと覚えていないのも分かっています。でも、玲花達は真由美の事大好きです。真由美の記憶が戻りますように。お大事に』

「え、これって…」

「マーチエイプリルメイ、まーちゃんが好きっていってたから」

「ありがとうございます。」

「あと、みのっちゃん来るって、みおっちゃんが言ってたよ」

「「失礼します」」

「噂をすれば…」

「まーちゃん、本当にごめんなさい。」

「大丈夫です。記憶を無くしたのなら、新しく作ればいいと思ったので」

「「その発想は無かった」」

「はもったね」

「あははははは」

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次から、1年生のターンとなります。