思い出したこと ページ25
そうだ
思い出した
あの子の名前はA
もうひとつ思い出した
それは
小さいころAがお姉さんを迎えに日本まで行った時
交通事故のあったんだ
長い時間のかかる手術が必要で
成功したことが奇跡なくらいの重症だったって
これはお母さんから聞いた話だけど
交通事故でAが瀕死の状態だと聞いた時
韓国から何もできなかった僕は
手術の成功を祈るしかなかった
泣きながら
必死に
神様という存在があるなら
Aを助けて下さいと祈り続けた
結果手術は成功
僕はほっとして
あまり寝ていなかったことと心配による疲れがどっとわき
1日ずっと眠っていたそうだ
眠っているときに夢を見た
Aが元気に走り回っている夢
ただそれだけなのに
目が覚めた後
笑顔になれたんだ
そして確信した
Aのことがこんなに好きだと
気づい時はかなり恥ずかしかったけど(照)
Aが事故に会って以来
Aとは会えなくなってしまった
Aは日本で少し暮らすことになって
韓国に帰ってきてからも
ソウルではない(多分田舎の方)所に住んだと聞いた
だから、この人がAだと分かった時
あの時に言えなかった気持ちを伝えようかと思ったけど、やめた
Aには韓国でいたときの記憶がほとんどない
今言ってもちんぷんかんぷんだろう
それに、こんなに長い間戻らなかった記憶が
今更戻るという可能性は低い
最初からやり直した方がいいだろう
絶対昔みたいになってみせる！！！
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ちぃちゃん - これからも頑張ってください！！ (2011年10月3日 21時) (
レス) id: 73384dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃちゃん - 風花さんとっても面白かったです！！ (2011年10月3日 21時) (レス) id: 73384dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
風花 - 初めての恋愛小説です。更新は不規則ですが。どうか、温かい目で見守ってください。 (2011年9月3日 9時) (レス) id: 7416e8b780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風花 | 作成日時：2011年9月3日 9時
