美青年さん ページ24
ホントにビックリした
急に倒れそうになるんだもん
肩を貸した時
本当に大きい人だと思った
部屋に入れると
その人はほとんど意識がなくなっていて
頑張ってベッドまで運んだ
今日は・・・片づけなくてもきれい(笑)
そのあと急いで暖房をつけて
加湿器もつけて
おかゆを作って・・・
あれ？私、なんでこんなほとんど初対面の人のために頑張ってるんだろう
やらなきゃいけないことが終わって
私はぬるくなってしまったタオルを変えていた
改めて
そばで見ると
やっぱり美青年・・
そしたら冷たくなった温度に気づいたのか
その人は目覚めた
「んん・・ありが・・とう・・ございます。」
まだ少し苦しそうだった
A「もしかして、しんどいのに無理してきたんですか？」
そういうとその人は少し照れた顔をして
「はい・・まぁ・・。」
と答えた
A「そんなに無理しなくてもよかったのに。」
「でも、今月で空いてる日は今日しかないんです。」
そんなに忙しい人なんだ・・
と思っていたら、口に出てしまっていたらしい
「そんな仕事なんです・・・。あ、そういえば・・。」
A「何ですか？」
「名前・・聞いてなかったですね。」
そういえば・・聞いてなかったな
A「私はAです。」
「！・・そうですか・・Aさんって言うんですか。Aさん、韓国で生まれたんですか？」
A「いえ、違いますよ。10歳の時に引っ越してきたんです。」
どうしてこの人はそんなことを聞くのだろう
「やっぱり・・引っ越してきてからのこと覚えてますか？」
A「実は私、一回日本に帰った時に交通事故に遭って韓国に居た時のことほとんど忘れてるんです・・韓国語は覚えてたんですけど。」
「そう・・ですか・・。思い出させてしまったなら、ごめんなさい。」
急にその人は落ち込んでしまった
A「いえ、そんなことないですよ。怖かったことなんてないし、第一思い出す思い出も少ないし(笑)」
できるだけ、その人を明るくしてあげようと思って明るく言ってみたけど
その人は暗い顔のままだった
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちぃちゃん - これからも頑張ってください！！ (2011年10月3日 21時) (
レス) id: 73384dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃちゃん - 風花さんとっても面白かったです！！ (2011年10月3日 21時) (レス) id: 73384dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
風花 - 初めての恋愛小説です。更新は不規則ですが。どうか、温かい目で見守ってください。 (2011年9月3日 9時) (レス) id: 7416e8b780 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風花 | 作成日時：2011年9月3日 9時
