シンデレラの部屋 ページ15
CM「じゃぁ、住所も分かったことですし、行ってきます。」
YN「チャンミン、歩いて行くの？」
CM「はい。ここから25分くらいですし、歩いてれば空腹もまぎれますから。」
YN「25分って・・遠くない？」
CM「歩いてる時間も楽しいもんですよ。」
YN「そ・・そうなのかな・・。」
チャンミンは持っていた紙袋に靴を入れ、(買った荷物を全部ユノに押しつけて)歩き出した
約25分後・・
チャンミンはとあるマンションの前に居た
CM「このマンションですよね・・・。」
チャンミンはシンデレラのいる部屋を目指して階段をのぼりはじめた
CM「3006号室・・3006号室・・。」
3006号室が見つかった
チャンミンは深呼吸をしてインターホンを鳴らした
ピンポーン
少しの沈黙・・・
ガチャッとドアが開くと
出てきた家の主はビックリしてオロオロしだした
バレたのかな・・・
『だ・・だれ・・ですか？』
ん？・・日本語？
この人電話で話してた時は韓国語だったのに・・でも、韓国語、ところどころ発音がおかしかったような・・
CM『えーっと・・靴を届けに来たんですけど・・・。』
それを聞いた途端、彼女の顔は明るくなった
『電話の方ですか！？ごめんなさい、ちょっと、びっくりしちゃって。』
やっぱり日本語だ
この人、韓国に住んでるけどやっぱり日本人なのかな
『家、掃除しましたよ。寒いでしょ？お茶でも飲んで行って下さい。』
掃除・・したんだ
僕のために(笑)
初対面の女の人の部屋に入るのは結構遠慮する
けれど、外は寒いので入れてもらうことにした
入ってみると、ホントに女の人の部屋かって思うくらいにシンプルだった
でも・・・なんだかいいにおいがする
落ち着くいい香り
この香りはどこから出ているのか気になってあちこち見ていると
『あんまり女の子って感じがしないでしょ？私、シンプルが好きなんです。』
結局いい香りの出所は分からないまま
お茶をもらった
CM『はぁ・・落ち着きますね。お茶、有難うございました。』
そう言って、僕はユノヒョンの待っている宿舎に引き返した
しかし、途中で大雨
何であんなに晴れてたのに(暗くなりかけてたけど)こんなにいきなり天気が変わるんだ？？
・・お腹もすいたし、イライラしてきた
・・・これもみんなユノヒョンのせいってことにしておこう
寒い・・・びしょぬれだ・・・
ラッキーアイテム
革ベルト
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ちぃちゃん - これからも頑張ってください！！ (2011年10月3日 21時) (
レス) id: 73384dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃちゃん - 風花さんとっても面白かったです！！ (2011年10月3日 21時) (レス) id: 73384dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
風花 - 初めての恋愛小説です。更新は不規則ですが。どうか、温かい目で見守ってください。 (2011年9月3日 9時) (レス) id: 7416e8b780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風花 | 作成日時：2011年9月3日 9時
