記憶の中で… -Fuma，Shori-

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そう伝えると、笑顔で『俺もAが好き！』って…。



と言う事は…



『風磨の初恋になるのかな？』


『初恋？』



あ…余計な事を言ってしまった//



『自分で調べてね？焦』




それから彼は、必死で恋愛という物を理解しようとしていた。






ある日…


『俺、Aの事を愛してる…だから、付き合って？』


仕事から帰ると、突然そんな事を言い出して…


『それ…意味分かってる？』


『分かるよ？これ…見て？』


ノートに色々な言葉が書き連ねてあって…私が仕事で居ない間に色々調べたらしい…


『そっか…風磨、ありがとう？』


『ありがとうって…付き合うって事？』


『え？』



『Aは俺の彼女になったの？』


えっと…



『うん？……彼女…になるのかな？』




風磨と付き合うって？


それは問題ない事なんだろうか？


私が戸惑っていると…


『Aは俺の彼女なんだね！』と、嬉しそうに抱き締めてきた。




なんか…その姿を見てたら、まぁ良いか？

って思ってしまって…




その夜、風磨に愛し合う事を教えた。

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