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山「…ねぇ、なんで俺は頭痛しないんだろ」
薮「…分かんない、」
まだ少し頭が痛いのか、少し頭を抑えながらそう答えてくれる薮ちゃん
山「…あ、見えてきた…」
そういった俺の視界には、さっきよりも明らかに大きくなった炎。
それを見つけて、
少し離れた場所に車を止め、車から降りる
薮「いっ、」
出た瞬間、またしゃがみこんだ薮ちゃん。
山「大丈夫…!?」
薮「…大丈夫、」
少しふらついた足取りで、燃え盛る炎の方へと近寄る
薮「涼介此処で待ってて、相葉くん家のキッチン行ってくる」
まるで、有無を言わせないような薮ちゃんの表情に、思わず頷いてしまう。
視界に映る薮ちゃんの姿が少しずつ小さくなり、炎へ飲み込まれていくように見える。
まだ何とか、原型はとどめていた相葉くんの家。
だけど、入ろうと思って入れるものじゃない
山「薮ちゃん!!」
俺がそう叫んだ頃にはもう手遅れ。
薮ちゃんの姿は完全に見えなくなってしまった。
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ちぇりー - なんか、色々とすごい話でしたね!発想が素晴らしいです!!他の作品も頑張ってください!! (2017年10月15日 11時) (レス) id: d5fbd4570c (このIDを非表示/違反報告)
八乙女魔理沙(プロフ) - 完璧おめでとうございます(*^▽^*) (2017年9月5日 22時) (レス) id: 1a4e3342b3 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2017年9月5日 18時) (レス) id: 7616a7344d (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 続きが気になります。更新頑張って下さい。 (2017年8月9日 1時) (レス) id: 57c4bde016 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロールケーキ裙 | 作成日時:2017年7月26日 11時